《薬局で40円節約》薬の記録とチリツモ節約を同時に!
『お薬手帳を持っていく』

 いつ、どこで、どんな薬を処方してもらったかを記録する「お薬手帳」。処方薬を受け取るときに持参しなかった場合、40円高くなってしまうので要注意。

お薬手帳があるだけでお得になる。スマホアプリも活用しよう イラスト/タカヤマチグサ
お薬手帳があるだけでお得になる。スマホアプリも活用しよう イラスト/タカヤマチグサ
【イラストで確認!】医療費の節約行動は?

「お薬手帳はアプリもあります。紙の手帳はうっかり忘れてしまいがちという人は、そちらを利用してみるとよいですよ」

 提示するだけで始められる、手軽なチリツモ節約だ。

《薬局で5~8割減》安いジェネリックをちょっとだけ試す
『「お試し調剤」を使ってみる』

 先発医薬品の2~5割という価格の安さが魅力のジェネリック医薬品。でも、いきなりすべてを切り替えるのは心配という人は、短期間だけ試せる「お試し調剤」を利用する手も。

例えば1週間分だけ試してみることができます。ジェネリックが合えば、残りの分も同じものに変更してもらえますよ。変更には50円かかりますが、これでジェネリックに切り替えられれば、その後の薬代を安く抑えられます」

 気になる人はぜひ!

病院・薬局両方で使える節約テク

《病院で、薬局で720円節約》自分で管理ができるうちは節約ポイント!
『薬の“おまとめ”をやめる』

 例えば朝・昼・夜に飲む数種類の薬を、1回分ごとにまとめてくれる「一包化」や、複数の塗り薬を混ぜて1つにしてくれる「混合処方」。飲み忘れや塗り忘れを防ぐ便利なサービスだが、実はこれにもお金がかかる。

薬の“おまとめ”にはお金がかかっている ※画像はイメージです
薬の“おまとめ”にはお金がかかっている ※画像はイメージです

「例えば、飲み薬が43日分以上出ている場合、一包化すると薬代とは別に720円かかります。高齢の方で、薬の管理が大変な場合は必要ですが、自分で管理ができるうちは削れるお金です

 必要ないと思ったら、診察のときに医師に伝えるか、薬剤師に相談してみよう。

◆薬のおまとめはこんなにお金がかかる!
《飲み薬》例)43日分の薬を一包化した場合:薬代+720円
《塗り薬》例)2種類の軟膏を混ぜた場合:薬代+240円

《病院で、薬局でポイントゲット》使い方次第でさらにお得に!
『クレジットカードで支払う』

 最近、クレジットカードで支払いができる病院や薬局が増えている。クレジットカードのポイントも貯まるので、普段から支払いに使っている人なら、カード払いがおすすめ。また、さらにポイントをためる“裏ワザ”もあるという。

クレジットカード払いでポイントをお得に貯めよう ※画像はイメージです
クレジットカード払いでポイントをお得に貯めよう ※画像はイメージです

「本来、医療費が高額になる場合は、事前に申請すると一定額の支払いのみですみます。でも、あえて全額カードで支払い、あとから申請することで、医療費の払い戻しとより多くのポイントをダブルで受け取る、という人もいます」

 工夫次第でもらえるポイントも増える。ぜひ賢く使いたい。