夢が行動を促し、成果が行動を持続させる

 夢や自分の気になることを決めても、面倒になって先送りしたり、誰かに否定されるのではと考えたり、日々の忙しさに流されて忘れがち。

 でも好きな言葉、写真、理想の自分像などで構成した“宝地図”を1日3分見ると、誰でも簡単に、楽しく続けられると望月さんは言います。

望月さんの「宝地図」。いつも目に入るよう目立つ場所に飾っている
望月さんの「宝地図」。いつも目に入るよう目立つ場所に飾っている
【写真】話題沸騰!紙とペンと写真で作る「宝地図」望月さんの制作例

「じっと見続ける必要はありません。よく見る場所に置いておけば、1日に何度も目にして、3分見続けたことと同じになるんです。

 あのときは楽しかった、成功したといった夢のリストを“宝地図”に入れていつも見ていると、脳が楽しいことで連鎖反応するようになるのです」

 そして毎日小さな成果を認めて、良い体験を繰り返し脳に刻み込む。つまり夢が行動を促し、成果が行動を持続させるようになるのだ。

天才は頭の中で宝地図をイメージできますが、普通の人にはなかなか難しい。それを自然に見られて、自動的にうまくいくよう具現化したのが“宝地図”なんです。

 また自分のやりたいことの芽が出ていないときはつぶされることもあるので、相手を選んで夢を話すようにしましょう。そしてある程度行けそうだと思った段階で周りに宣言したり、憧れの生き方をしている人に会いに行ったりすると、夢の実現が加速するんです」

《毎日が楽しくなるコツ3》
【1】日々の「うまくいった探し」をするべし
【2】ポジティブな夢を語り合える仲間を見つけるべし
【3】夢を叶えている人に会いに行くべし