光一の会見から2日後の10月10日、ソロプロジェクト『.ENDRECHERI. Ballad of FUNK』の初日に立っていた剛。東京で4公演、奈良で2公演が開催されるミニライブツアーは、“バラードライブ”の名目だけに「“寝ないでくださいね”との剛の静かな呼びかけと共に開演しました」とは、アイドル雑誌に寄稿する芸能ライターの話。

「あの頃の自分はつらかったんやろな」

「気になるMCですが、“家族や仲間”“平和”について語りかけることが多く、ところどころで楽曲にかけて“自分を見失わないようにするのは難しい”、“あの頃の自分はつらかったんやろな”などと考えさせられる話も。全体を通して“何ていうのかな〜”と言葉を選びながら発言に気をつけている印象でしたね」

 そして最後の曲『街』を歌い終えると、ステージ上にこんなメッセージが映し出されたようだ。

《いつの日も傍にいてくれてありがとう 愛してます》

「もちろんファンへのメッセージでしょう。結局、ライブ中は最後まで“ジャニーさん”が彼の口から出てくることなく、やはり事務所からNGとされているのか、それとも思い出を汚したくない一心で封印しているのか。

 ただ、こんな状況でステージに立って歌えること、そしてファンが支えてくれるから歌えることを改めて実感したライブになったことでしょう。それこそジャニーさんと同じく、いや、それ以上に愛を捧げてくれたファンには感謝しきれませんね」(前出・芸能ライター)

 ライブツアーは10月11日公演を含めて残り5日。恩師への愛と感謝の言葉は述べられるのだろうか。