面の皮が厚すぎる!お咎めなしの現役議員

 公金を使って不倫旅行を満喫したのは、元SPEEDの今井絵理子参院議員(40)。

「2016年に自民党比例区から立候補して初当選した翌年、橋本健元神戸市議との不倫旅行が週刊誌に報じられました。新幹線のグリーン車での手つなぎ爆睡姿が押さえられたものの、“一線を越えていない”と苦しい言い訳。その旅費は税金から出ているし、宿泊したホテル代もそう。

 その後、橋本氏は妻と離婚し、今井氏と事実婚パートナーに。議員会館にも出入りして秘書のようなことをしています。地方の視察にもグリーン車で同行している始末。このような2人に対してどこまで税金にたかるのか、との声が多い。そもそも今井氏は広瀬議員らと同じ“税金フランス旅行”メンバーの一員。8年にわたって国会にいるものの、聞こえてくるのは醜聞しかない」(同・政治ジャーナリスト、以下同)

 パートナーの橋本氏は2017年の不倫疑惑の際に政務活動費の不正問題が発覚。約690万円をだまし取ったとする詐欺罪に問われ、懲役1年6か月、執行猶予4年の有罪判決も受けている。何があっても議員の座を降りない今井議員を見て、かつてのファンはどう思っているのか─。

 2006年のスキャンダルを逆手にとって今でも活躍の幅を広げているのが、美しすぎる“路チュー”写真を撮られた細野豪志衆院議員(52)。

「当時、民主党のイケメン若手議員といわれていた細野氏と、TBS系報道番組のキャスターに抜擢されたばかりの山本モナさんが路上でディープキスする写真を撮られ、お泊まりデートも報じられました。独身だった山本さんはキャスターを降板し、制裁を受けたのですが細野さんの処分はなし。静岡に妻子がいる身にもかかわらず浮かれた交際をしたことについて“私の不徳のいたすところであり、深く反省しております。今後は信頼を取り戻すべく、国政に全力を尽くす所存であります”と述べたのみでした。奥様にはもちろん、山本さんに対しても失礼な言動だと今でも思いますね」

《自民党政治の打破!》をスローガンに掲げていた細野氏は2021年に自民党議員に。口先だけの男という印象がついてしまった?