kimuratakuya

 6月18日に最終回、視聴率19%と有終の美を飾った、木村拓哉主演のドラマ『アイムホーム』。平均視聴率14.8%と、放送中の『天皇の料理番』をのぞいて同クールの連続ドラマの中ではトップでフィニッシュ。“視聴率男”の面目躍如となった。

「キムタクドラマとしては物足りない数字のような気もしますが、制作陣、そして彼自身も手ごたえを感じているのでしょう。早くも来年度の主演ドラマが検討されているといいます。次はテレ朝お得意の“刑事モノいきますか”と」(テレビ局関係者)

 かつては20%、30%超えも当たり前、高視聴率を連発してきた木村。しかし今回、彼にとっては数字以上に“収穫”のあったドラマだったようだ。

「フジやTBSでのドラマといえば、まずキムタクありきの内容で現場も彼に頼り切り。でもテレ朝のドラマ班は職人気質が多く、キャスト、スタッフ全員で作るものと考えているんです。彼も“キムタク”ではなく、“木村拓哉”として物づくりができたことをうれしく思っていることでしょう」(ドラマ制作関係者)

 当初は慣れない現場に自身を“転校生”とたとえたが、約3か月を過ごしてすっかりなじんだ様子の木村。そして19日の夜に行われた打ち上げ会場では、こんな気遣いも。

「妊娠が話題になった妻役の上戸彩さんは、お腹がポッコリ目立つほど。当然、張り込みカメラマンたちが待ち構えていました。ところが木村さんが堂々と正面エントランスから出入りして写真を撮られる一方で、その隙に上戸さんを裏口から出したのでしょう。最後まで“イケているダンナ”でした」(ドラマスタッフ)

 木村は主演らしく、ひと足早く二次会の会場へと向かった。