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 大沢樹生が息子A君を相手に起こした『親子関係不存在』確認の裁判は11月19日、《原告と被告との間に親子関係が存在しないことを確認する》との判決が。つまりは大沢の勝訴となったワケだ。

 被告が判決に不服であれば2週間以内に控訴できるのだが、そもそもは被告人、また代理人不在で行われた裁判だ。アメリカに住むA君の養父・喜多嶋修が期間内に控訴することはなかった。

「被告が海外在住の場合、被告の控訴期間は“海外にいる被告に送達した翌日から2週間”ということになります。海外への送達方法は、国によりまちまちですが、通常は送達に要する所要時間は、早くても平均3~4か月とされています。その後の控訴期間が“2週間”というかたちで起算されるのが原則です」(アディーレ法律事務所・篠田恵里香弁護士)

 判決主文がA君のもとに届いてさえいないかもしれないということだ。つまりはまだ控訴も含めて、第一審判決は確定していない可能性がある。

 そんな中でA君の母親・喜多嶋舞が『婦人公論』12月22日・1月4日合併号に登場。あらためて《息子の父親は大沢さんに間違いありません》と訴え、なぜか自身の「芸能界引退」を宣言してみせた。

「'07年の大手出版社勤務の男性との結婚後は、目立った仕事もなくほぼ引退状態でしたしね。“一般人”を盾にして“マスコミ対応する義務はない”と牽制しているのかも(苦笑い)」(芸能レポーター)

 裁判についても、舞は《現在までに、息子のもとに出廷の連絡がきたことはありません》と主張するが、篠田弁護士は、「“被告側(息子・親・代理人)に出廷の連絡がない”という趣旨であれば、想定できない事態だと思われます」と話す。

 今回の場合、A君は未成年であるため、親である修氏に裁判書類が送達されているはずなのだ。

《大沢さんは私がはじめてお付き合いをした人です》

 こんな告白もしていた舞。だが、12月12日には、国生さゆりに地方の情報番組で「でも、私知っているんですよね。(男性との交際)聞いたことあるよ」と、バラされてしまった。

 『週刊女性』もかつてA君の“実の父親”である可能性が高い、彼女が当時、大沢と並行して交際していたX氏の存在を報じている。

「大沢さんは、彼女が話したすべてを覆せるものの“相手にしたくない”と、ほとほとアキレ返っていますよ。ワザワザ『婦人公論』に“鞍替え”して私的な主張ばかり繰り返すよりも、裁判という公の場で堂々と反論すればいいのにね」(大沢の知人)

 '13年末の本誌報道の直後、『女性自身』1月28日号で、《再鑑定には応じます。でも、大沢さんが鑑定書を突きつけてきた際にも、弁護士さんを通じて「Aに鑑定の話をするのは、彼のためにも、せめて18歳まで待とう」とお話ししていたはず》としていたが、舞は再鑑定に応じることはなかった。

 そして『婦人公論』では《息子が成人し、社会人として独り立ちしたら行うつもりです》と。A君は'16年1月で19歳になる。

「結局、再鑑定をする気はないんでしょう。もし控訴するのなら当然、裁判所は“再鑑定を”となるでしょう。ましてや大沢さんが提出した鑑定書が正しくないと言っているのならなおさらのこと。何かと理由をつけては再鑑定から逃げるんじゃないですか? 誠意のない対応を続けるのなら、親子関係不存在の判決を受けて、今度はA君ではなく喜多嶋さんに対して名誉毀損、賠償請求の新たな訴訟も考えられるかもしれませんね」(前出の大沢の知人)