昨秋は“激ヤセ”ぶりが心配されたが、年明けからは欠席もなく、徒歩でのご登校も再開した

 天皇皇后両陛下の葉山ご静養が土日を挟む場合、秋篠宮家の長男・悠仁さま(10)が合流されることも多いが、今回は皇太子ご夫妻の長女・愛子さまの訪問がささやかれていた。

皇太子ご一家が葉山に行かれる機会は多くないですが、今回は愛子さまが2月1日から学校の入学試験休みだったので、もしかしたら……という話でした」(宮内庁関係者)

 現在、学習院女子中等科3年生の愛子さまは、この春から高校に進学される。

「内親王」としての心構えなどを、おばあさまから聞きたいところだろうが、今回は合流されなかった。

 皇室を長年取材するジャーナリストで文化学園大学客員教授の渡邉みどりさんが、その理由をこう考える。

「両陛下は、地元の人々との再会や自然との触れ合いなど、その土地でしかできないことを大切にされているのだと思います。

 愛子さまをお呼びする時間がなかったのは、そんな多忙ぶりがあったからかもしれません。年明けの宮中行事などの疲れを癒すとともに、2月下旬のベトナム訪問に向けての英気を養うことができたのではないでしょうか

 葉山ご静養後には、皇居・御所で愛子さまも含めた天皇ご一家でのお食事会も予定されているという。愛子さまへの“アドバイス”は、そんな機会に─と美智子さまはお考えになったのかもしれない。