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 年末年始の恒例となっている東京ドームのKinKi Kidsコンサート。公演最終日にあたる今年の元日、堂本光一は37歳の誕生日を迎えた。

「ステージ上で剛クンが大きな赤い袋に入れたプレゼントを持ってきたのですが、中から出てきたのはピンク色のトロンボーンと教則本。光一クンはうれしそうにしながら、一生懸命、音を出そうとしていました」(観客のひとり)

 このトロンボーン、ファンの間ではちょっとした話題に。

「昨年の12月2日に生放送された『FNS歌謡祭』(フジテレビ系)で、剛クンが黄色いプラスチック製のトロンボーンを持ちながら、歌っていたんです。どうしてトロンボーンを持っているか、番組中に説明もなかったので、いつものごとく剛クンの変わったこと好きのひとつかと思っていました」(ファンの女性)

 この疑問が解き明かされたのが、昨年12月20日に放送された『KinKi Kidsのブンブブーン』。番組内ではクリスマス直前ということで、出演者たちが自腹でプレゼントを買って交換するという企画が。

 剛と光一らは東京・江東区にある『ららぽーと豊洲』を訪れて、プレゼントを物色。そこで光一が購入したのが黄色いプラスチック製のトロンボーンだった。

「『FNS』で持っていた黄色いトロンボーンは、光一クンから剛クンに贈られたクリスマスプレゼントだったんです。そのお返しに、光一クンの誕生日には、剛クンからピンク色の同じトロンボーンがプレゼントされたというわけです。ふたりはおそろいのトロンボーンを持って、東京ドームを盛り上げていました」(前出・観客のひとり)

 ちなみに、このプラスチック製のトロンボーンのお値段は2万3500円。カラーはピンクと黄色のほかに全部で9色。一見、オモチャの楽器のように見えるが、音を出すには通常のトロンボーンと同じ技術が必要なんだそう。

「とにかく軽いのでお子さんでも扱いやすく、落としたとしても凹んだりしません。KinKi Kidsさんの番組で紹介されて、こちらにも問い合わせは増えましたが、どれだけ売れているのかは楽器店さんに聞いてください。人気カラーはピンクです」(輸入・販売元のメーカー)

 そこで『ブンブブーン』のロケが行われた『島村楽器ららぽーと豊洲店』で、店員に話を聞いてみた。

「たしかに売れていますが、在庫はまだ若干あります。お店にいらっしゃって写真を撮られていく方は多いですね。キンキファンの方たちの“聖地巡礼”のようになっています。ロケの後日に、剛さんが改めて来店したというのは聞いていませんので、オンラインショップでご購入いただいたのではないでしょうか」

 そこでオンラインショップを確認すると、黄色とピンクはすでに品切れ。

「こちらのトロンボーンは在庫がなくなったら、次はいつ入荷するか未定です」(前出・店員)