中居正広

 10月20日に生放送された『速報ドラフト会議2022 THE運命の1日』(TBS系)で、MCを務めた中居正広。“体調不良”の報道後初となる生放送の場に注目が集まった。

「テレビ朝日系の『中居正広のキャスターな会』を“本当に調子がおかしくて”と、2週連続で欠席しました。20日の生放送では以前と変わらない笑顔を見せましたが、“痩せた?”“顔色悪い”“声が枯れてる”と視聴者はその変化を敏感に感じ取ったようですね」(テレビ誌ライター)

 今年で50歳を迎えた中居はここ最近、身体の不調に悩まされることが増えている。

「お酒が好きなことで有名ですが、4月に受けた検査では肝機能を示す数値が今までで一番悪かったと告白。7月には虫垂炎で入院し、TBS系の『音楽の日』の司会を欠席しました。加えて体調不良による休養ですから、ファンの心配は募るばかりです」(スポーツ紙記者)

考えうる体調不良の原因

20日の生放送で、野球好きの中居は終始楽しそうにしていたが、いつもと違う声に違和感を覚える視聴者も

 今回の体調不良について、中居は“肝臓の数値は普通で、関係ない”と話しているが、どのような原因が考えられるのだろうか。南流山内視鏡おなかクリニックの前田孝文先生に話を聞いた。

思い当たる原因の1つは更年期障害ですかね。加齢とともに男性ホルモンが減少すると、精神的な落ち込みやうつ症状、イライラ感につながりやすいことがわかっていて、40代以降どの年代でも起こる可能性があるんです

ヒロミは収録前に動悸や汗が止まらず

 男性の更年期障害といえば、ヒロミがその症状をインタビューで告白したことが記憶に新しい。中居とは30年以上の付き合いのある先輩MCだが、50歳を過ぎたころから症状に悩まされていたという。

テレビの収録前に動悸や汗が止まらず、“調子がおかしいかな?”と感じて不安のスイッチが入ってしまうことが増え、私生活でも同様の症状が出たそうです。昭和を生き抜いてきたヒロミさんは“ちょっとした体調不良では休めない”と思っていましたが、妻の松本伊代さんの助言で病院に行き、更年期障害の診断を受けたと語っています」(前出・スポーツ紙記者)

ヒロミ

 ヒロミは助言をくれるパートナーに恵まれたが、女性に比べて認知度が低く、更年期が始まる目安もないため、更年期障害を自覚している男性は少ない。

“ちょっと調子がおかしい”“気分が上がらない”といった心身の不調は、我慢すれば周りに迷惑をかけなくて済む、と放置してしまう方もいるんです。これらの症状はうつ病など精神疾患との区別が難しいこともあるので、おかしいと感じたら医療機関で相談して調べてみることをおすすめしますね」(前田先生)

 病名は明かされてはいないものの、身体にムチを打ち、個人事務所の社長として孤軍奮闘を続ける中居。そろそろ公私共に支えてくれるパートナーが必要なのかも?
 

 
『ATARU』撮影合間にタバコを吸う中居正広

 

 

キックボードに乗って近所のコンビニに氷とタバコを買いにく中居正広

 

若かりし木村拓哉と中居正広