研ナオコ(本人インスタグラムより)

 70歳を越えても元気な姿を披露する女性芸能人は多い。中でも研ナオコは運動不足解消法として水泳を披露し優雅に泳ぐ姿を公開し、YouTubeチャンネルで紹介した。プロも認める水泳の健康効果とは。

 自身のYouTubeチャンネルに投稿した『すっぴんからの衝撃メイク動画』が、600万回再生を超えた研ナオコ。別人のようなビフォーアフターが話題になったが、同時に視聴者を驚かせたのが肌の美しさ。70歳とは思えない透明感ある肌を見て、彼女の美容・健康法に注目が集まった。

運動不足解消法は趣味の水泳、基礎代謝の高さが美肌の源

 そんな研ナオコが運動不足解消法として自身のYouTubeチャンネルで紹介したのが水泳。

「子どものころから川で泳いでいた」というほどの水泳好きで、自宅にプライベートプールがあることを明かしている。昨年はスキューバダイビングの免許取得に挑戦したことをインスタグラムで報告。動画でもプールで優雅に泳ぐ姿を公開した。

研ナオコ(本人インスタグラムより)

「水泳は心肺機能を高めるほか、インナーマッスルも鍛えられるので、体力の落ちてくる年齢層にもおすすめのスポーツです」とボディケアの専門家であるダイエットエキスパートの和田清香さん(以下同)は言う。

「体幹を鍛えることで、基礎代謝がアップ。すると新陳代謝が良くなるので、研ナオコさんが美肌なのも納得です」

 動画内では、肩甲骨の柔らかさにも自信があると発言しているが、これも代謝アップにつながっているという。

「肩甲骨のまわりには、体温を上げる働きを持つ“褐色脂肪細胞”が集まっています。ここを動かすことで、より代謝が上がりやすくなるんです。水泳は肩まわりをたくさん動かすので、肩甲骨の可動域を広げるには最適の運動です」

 肩甲骨の可動域が広がると、姿勢改善にもつながる。身体の前側の筋肉が伸びて胸が張れるようになるのだ。猫背が気になる人は特に意識したいパーツ。

 また、《運動の後は、水分補給を忘れないようにしています》と研ナオコはブログに綴る。水泳は、実は気づかないうちに大量に汗をかく。

「年齢を重ねると口渇中枢の機能が低下するため、喉の渇きを感じにくくなることもあります。意識して水分補給されているのはさすがですね」

 2017年に大腿骨を骨折した研ナオコにとって水泳はリハビリの一環でもあった。

「水中にいるだけで、身体にはある程度の負荷がかかります。無理な力を使わずに全身の筋トレができる、水泳は一生ものの運動といえますね」

(取材・文/中村未来)

 

研ナオコYouTube「またメイクしてみました。」は再生回数547万回超えの大反響。お肌がキレイ、化粧でここまで変わるのかとの声も。

 

研ナオコ(本人インスタグラムより)

 

自宅のプールにて、得意の平泳ぎのフォームを披露する研ナオコ(本人YouTubeより)

 

研ナオコ、写真は'71年。'71年歌手デビュー。『カックラキン大放送!!』('75年〜'86年)でお茶の間の人気者に。『あばよ』『かもめはかもめ』『夏をあきらめて』などヒット曲多数。現在はYouTubeでのすっぴん披露やメイク動画などが大人気(撮影/週刊女性写真班)