お札を入れる時は、お札の顔を汚さないよう内側に折り込み三つ折りにするのがマナー。今週号付録のぽち袋もぜひ活用して! ※写真はイメージです

 日常の気になる疑問を解決!お年玉を入れる「ぽち袋」の「ぽち」ってどういう意味?知って楽しいおもしろ雑学を友達や家族にも教えてあげよう。

知って楽しい!おもしろ雑学

Q.お年玉を入れる「ぽち袋」の「ぽち」ってどういう意味?

A.「これっぽっち」の「ぽち」。もともと、芸妓さんに渡す“心付け”を意味していました。(和文化研究家 齊木由香さん)

 早いものでもうすぐ年越し。年末年始は親戚同士の集まりが増えるが、子どもたちが楽しみにしているものといえば、お年玉!

 そんなお年玉は「ぽち袋」に入れて渡すのが一般的だが、ここでふと疑問が。ぽち袋の「ぽち」には、どんな意味があるのか。日本の伝統文化に詳しい、和文化研究家の齊木由香さんに話を聞いた。

ぽち袋の『ぽち』は、『これっぽっち』の『ぽち』が語源で、もとは関西の方言です。江戸時代、天下の台所と呼ばれる大阪を中心にたくさんの商人が集まり繁盛していた関西では、芸妓さんが舞や唄で商人を労うお茶屋さんがたくさんありました。

 そんな芸妓さんたちに、『これっぽっちだけど……』と言いながらチップ、いわゆる“心付け”を渡す文化がありました」(齊木さん、以下同)

 そのうち、その心付け自体を『ぽち』と呼ぶように。当時は懐紙と呼ばれる和紙に包んで渡していたが、その和紙に家紋や絵を入れるなど趣向をこらすようになり、最終的に『ぽち』を入れる専用の小さな袋、ぽち袋が作られるようになっていった。

 いつから、ぽち袋にお年玉を入れるようになったのか。

「お年玉を入れるようになったのは、昭和30年ごろ。それまでお年玉は“鏡餅”を小槌で砕いてできた小さなお餅を配るのが一般的でした。

 それが、高度経済成長期に入った昭和30年ごろから、お餅ではなくお金を渡すように。その際にお年玉を入れる袋にぴったりだと、ぽち袋を使うようになっていったんです」

木村拓哉がInstagramで紹介した後、完売が相次いでぽち袋「織田ちん」