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 梅雨、猛暑と外出が億劫(おっくう)になる季節。体調の悪化で病院へ足を運ぶ際は、なおさらストレスを感じやすい。しかも病院や薬局の利用は、ただでさえ待ち時間が発生しやすく、利用者の負担は計り知れない。

自宅で完結!オンライン診療

 そんなお悩みを一挙に解決してくれるのが、スマホ上でクリニックのオンライン診療を受けられる「GMOクリニック・マップ」。具体的にはどんなサービスが受けられるのか、GMOヘルステック広報担当者に詳しい話を聞いた。

「『GMOクリニック・マップ』は、病院や薬局の利用にまつわる患者さまのさまざまな負担軽減を目指して生まれました。

 サイト上では、クリニックの検索から予約、問診票の記入、診療、決済、お薬の受け取り、服薬指導まで受けることができ、自宅にいながら病院と薬局の利用が完結できるようになっています。旅先など知らない土地での病院受診にも大変便利です

 使い方はシンプルで、サイトに登録さえすれば、新たなアプリをインストールする必要もなく、即日利用が可能だ。

「登録を済ませたら、まずはクリニックの検索画面で受診を希望する地域や診療科を選択します。

 診察から薬の処方まで、全て自宅で完結できるオンライン診療を利用したい場合は、クリニック向けシステム『AIチャートby GMO』(以下、AIチャート)を導入している病院を探す必要があるため、このたび新たに追加された『オンライン診療』のチェックボックスをオンにしてください。ワンストップサービス対応のクリニックを検索できます」(GMOヘルステック広報担当者、以下同)

エリアや現在地、受診したい診療科から病院探しができる。病院に行く時間がない人や、体調が優れなくて外出が難しい人は、「オンライン診療のみ」の項目があるので、活用してみよう。病院選びを終えたらWEB問診票の記入や、予約時間などを決める

 気になる病院を見つけたら、そのまま診療予約と、身長や体重などを含めたWEB問診をサイト上でシームレスに行うことができる。

「病院の問診票は、基本的に新しいクリニックを利用するたびに記入する必要がありますが、『GMOクリニック・マップ』のWEB問診なら、最初に登録した基本情報が他のクリニックを受診する際も使用できます。面倒な作業が少なく時間短縮を実現しています」

 さらに、診療のタイミングはLINEやSMSで事前に知らせてくれるため、負担の大きかった待ち時間も有効に活用することができるのだ。

「加えてこのサイトでは、支払い方法はクレジットカードのみなので、事前にカード情報を登録しておくことで、診療後に自動でオンライン決済が完了します。

 診療後の支払いで発生する待ち時間とも無縁になり、病院利用における患者さまのさまざまな負担を減らすことができるのです」

薬局24byGMOの調剤ロボット。最新テクノロジーを導入することで、正確かつスピーディーな調剤を行う

薬も自宅で受け取れる

 さらに、AIチャート導入のクリニックでオンライン診療を受けた人は、薬局に行かずに自宅で薬を受け取れる薬局24 byGMOの「処方薬デリバリーサービス」をあわせて利用できる。

「今回のサービスの立ち上げにあたり、お薬配送に対応した薬局を東京・渋谷に開業しました。薬局には作業効率化のために調剤ロボットを導入し、スピーディーな調剤を実現。最短即日発送で、オーダーから発送までの時間も大幅に短縮しています。

 ポストに収まるサイズの薬なら、ポスト投函が可能で直接受け取る必要もないので、急な出張や体調悪化時で受け取れない人にもご利用いただけます」

 薬局での決済も、オンライン診療で登録したクレジットカード情報でそのまま自動で完了する。

さらにお薬の飲み方や注意事項などを薬剤師さんが教えてくれる服薬指導も、オンラインで受けていただくことができ、薬局利用でのさまざまな負担の軽減も目指しました

 AIチャート導入のクリニックは徐々に増えているので、「GMOクリニック・マップ」の利便性はますますアップ。積極的に活用して診療にまつわる負担のあれこれを軽減させていこう。

薬局での待ち時間ってどのくらい?

取材・文/井上真規子