『週刊女性』読者は、コレをやめて幸せに

 アラ還以上の読者に実際に聞いた、“やめて幸せになれたこと”を次に紹介する。

 夫と2人暮らしのKさん(69歳)は来客用のお皿セットを、2枚残して処分した。

「もう来客に料理を出す機会も、いいお皿を飾っておく必要もない。残した2枚をふだん使いにしました。いつもの家庭料理が品良く見えて、食事の時間が楽しいです」

 健康のため日課にしていた朝のラジオ体操をやめたのはYさん(72歳)。

「娘に教わった簡単なストレッチに替えたら、体調も気持ちもラクに。時間を気にして行動しなくていいし、この年になるとラジオ体操もけっこうキツかったんですね」

 Hさん(67歳)は、お気に入りだった革製ブランドバッグを姪っ子に譲って処分。

「重くて使いにくくて、何しろ最近は持って出かけたくなる場所に行かないので(笑)。化繊の軽いバッグが、使いやすくてベストです」

 揚げ物は自分で作らず、スーパーの惣菜で済ませるとわりきったAさん(74歳)は、調理と片づけの手間なく美味しく食べられて、“なぜもっと早くそうしなかったのか”と思っている。

 還暦を機にタバコをやめたWさん(60歳)は、

「飲食店選びが簡単になってビックリ。タバコを吸えないストレスのほうがひどかったと気づきました。家計にも健康にもよくて、やめて正解」

 とホクホク。ほかにも、長時間を費やしていたSNSチェックをやめた人、占いで一喜一憂するのをやめた人、不倫をやめた人(!)、やめて手に入れたそれぞれの幸せを満喫している。

 さらに年を重ねると……?