「彼女は2人の娘が芸能界デビューする前後から、SNSで精力的に発信しています。インスタのコメント欄は制限されているので好意的な文言しか公開されませんが、無法地帯のヤフーコメント欄は静香のニュースが出るたびに荒れ放題。娘の足を引っ張っているのでは、と不安になりますが、本人はハイブランドに身を包んだ自撮り写真をアップし続けています」(ネットニュースライター)

 ハイパータレント一家を支えるには、アンチを凌駕する“ハートの強さ”が必要? また、芸能ジャーナリストの渡邉裕二さんは“最強ママタレ”と聞いて、元グラドルの熊田曜子(40)を思い浮かべたという。

ママタレとしての才覚とは

「不倫疑惑が報道されるまでは『ワンオペ育児がツラい』『夫が料理を残すので困っている』など、夫のモラハラをインスタに投稿して話題を集めていました。しかし、離婚協議中の現在は、タガが外れたようにかつてのセクシー路線に方向転換。アンチも多くいるので路線変更は大きな賭けですが、彼女のたくましさは群を抜いていますね」(渡邉さん)

 女性に寄り添うママタレから一転、女の敵となった熊田は、これからもわが道をひた走っていくだろう。

 2007年に20歳の若さで結婚、出産し、現在も4児の母として活動する元モーニング娘。の辻希美(35)。彼女は、平成期を彩った炎上女王だった。

「辻ちゃんは妊娠中にビキニを着て炎上したり、子どもの全裸をブログに載せて炎上したり、何をしても叩かれました。しかし、彼女の主な収入源はブログ。燃えてPVが伸びるほど収益が上がるシステムなので、アンチも逡巡していました。そんななか、辻一家は今年の春、推定数億円を超える大豪邸にお引っ越し。あまりの豪華さに一部では“アンチが建てた豪邸”と呼ばれているそうです」(前出・ネットニュースライター)

 アンチによる炎上に屈しなかった辻ちゃんの“押し出し”が決まり手となった。

 ひと口にママタレといっても、何をもって“最強”となるかは十人十色。前出の渡邉さんは、ママタレとしての才覚は「成長した子どもの姿」にも表れるのでは、と持論を話す。

「僕が理想の子育てをしていると感じるのは、元わらべの倉沢淳美(55)。彼女は現在、ドバイに住んでいるので日本での芸能活動をセーブしていますが、娘のケイナ(23)も芸能界デビューし、カナダのトロント大学で学んだSDGsを生かした活動を模索しています。

 日本のタレントである母の影響とは関係なく、海外で育った娘さんが自ら道を選んだ印象があります。今回、新時代に名を連ねたママタレを母に持つ子どもたちが成長し、大人になったときに再びママタレとしての真価が問われるのかもしれません」(渡邉さん)

 生き馬の目を抜く芸能界で切磋琢磨するママタレたち。『週刊女性』はこれからも、彼女たちを応援します!