結局、丁稚制度の改革に乗り出した秋山社長が、職人昇格の基準を緩めることで、2人は研修期間の修了式を迎えた。しかし、SNSでは、内藤氏と加藤氏は秋山木工での修行に向かないのではないかという声が噴出。一方、厳しい規則のもとで住み込み生活を送りながら、社長から叱責される両氏に対し、同情的な意見も目立ち、

≪ふたりの丁稚さんビクビクしてて気の毒≫ ≪ただのブラック企業≫ ≪社長は現代でいうパワハラ丸出し≫ ≪人として否定するような社長に誰がついていくのかなと思っちゃうよね≫ ≪怒る前にわかりやすく教えろや≫ ≪人間性を伸ばせなかったのは社長の責任になるわけじゃないかな?≫ ≪スマホや恋愛を禁止しても何の意味もないことを証明した会社≫

 など、秋山木工への批判も多数飛び交っている。

「丸刈り」「携帯電話禁止」はもうない!?

秋山木工の丁稚には、丸刈りやさまざまな禁止事項以外にも、朝6時からのランニングが日課とされ、風邪を3回引いたらクビという衝撃的な規則もあると紹介されていました。丁稚生活があまりに過酷なせいで、10年前までは職人を希望する新人が10名を超えていたものの、昨年は0名という有様で、退職者も続出しているそう。そのため、内藤くんと加藤くんが不甲斐ないというより、会社側の指導に問題があると感じた視聴者が多かったようです。

 秋山社長は、こうした丁稚制度を時代に即した形にしようと、職人昇格の基準を緩めたほか、新人向けに半年間、木工の知識と技術を学ぶカリキュラムを設けたり、住み込みではなく通いの丁稚も認めるなど、いろいろ試行錯誤をしていました。それでも多くの視聴者は、秋山木工のやり方を“異様”と受け取ったのではないでしょうか」(ウェブメディア編集者)

 しかし、そんな秋山木工の採用サイトを見てみると、「『ザ・ノンフィクション』の放送内容と相違する部分がある」(同・前)というから驚きだ。

「サイト内に≪よくあるご質問≫という項目があるのですが、≪規則が厳しいと聞きました。本当ですか?≫という質問に対し、≪一流の家具職人を育成するための研修制度では、様々な規則がありました。現在では、「丸刈り」「私用での携帯電話禁止」などは見直しが行われ、規則からなくなっております≫と回答しているんです。番組内でこの2つの規則は特に強調されていたにもかかわらず、すでに“ない”というのは一体どういうことなのか……」(同・前)