過去にもあった“過剰演出疑惑”

 また、≪会社案内≫に掲載されている≪1日の流れ(研修生の場合)≫では、起床時間が午前7時前後となっており、日課であるはずの朝6時のランニングはないことになっているのだ。

「ほかにも、休日や残業については、≪週休二日制、お盆・年末年始の特別休暇を含めまして年間119日の休日があります。工場の繁忙期には、土曜出勤や残業もあります。30分単位で残業代が支給されています≫≪月の平均残業時間は10 時間程度≫と説明されており、年次有給休暇もあるそう。風邪を3回引いたらクビという現実離れした規則はないのではないか……と疑ってしまいます。秋山木工が採用サイトで、実際とは違う説明をしている可能性もありますが、『ザ・ノンフィクション』サイドが過剰演出を行っているというケースも考えられますね」(エンタメ誌記者)

 同番組は過去に何度も、出演者本人から過剰演出への抗議が行われている。

『ザ・ノンフィクション』で取り上げられた『秋山木工』の公式サイトより
『ザ・ノンフィクション』で取り上げられた『秋山木工』の公式サイトより
【写真】「丸刈り」「携帯禁止」規則への質問に回答する『秋山大工』

「例えば、昨年2月放送の『山奥ニートの結婚~一緒に赤ちゃん育てませんか~』では、山奥で共同生活を送るニート女性の妊娠と出産が取り上げられましたが、育児を他人任せにしているような描かれ方をされたことで、大炎上。

 しかし、女性が暮らすシェアハウスの理事が≪身体に大きなダメージ受けている瞬間をピックアップして、それをなにかのメッセージや結論に結びつけるのは間違ってる≫と、番組の演出に苦言を呈したんです。こうした過去の騒動を振り返ると、『ザ・ノンフィクション』がまた過剰演出をしているのではないか……と心配になります」(同・前)

 「ボクらの丁稚物語」は人気シリーズだけに、来年以降も『ザ・ノンフィクション』で放送される可能性は高い。その際、秋山木工の丁稚制度や規則が、どのように紹介されるのか、注視したい。