「棒読み」「この女優さん、誰?」

 2人の演技は、くっきりと明暗が分かれることに。

「武井さんも出産以来、演技から遠ざかっていましたが、先輩が復帰する話題作とあれば出演しないわけにはいきません。久しぶりとは思えない見事な演技を見せ、評価を上げました。一方の後藤さんはというと、登場した瞬間から抑揚のないセリフ回し。シーンごとの表情の変化に乏しいため、見ていて感情移入が難しかった。SNSではドラマ冒頭から“棒読み”といった感想や、若者と思われるユーザーからは“この女優さん、誰?”などの声があふれ返りました。

 後藤さんは人権派弁護士の役なのですが、やることなすことがズレていて、疑問だらけの行動が目立ちました。例えば、娘を脅迫している犯人にお金を渡して解決しようとしたり、緒形直人さん演じる迷惑系ユーチューバーを殺害しようとしたり……」(ドラマウォッチャー)

ゴクミの反動で(?)演技力が評価された武井咲
ゴクミの反動で(?)演技力が評価された武井咲
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 脚本の粗さはゴクミのせいではないものの、原作のヒリヒリとした味わいは感じられなかったようだ。

 同じくテレビ朝日系の人気ドラマ『相棒』では8年ぶりに芸能活動を再開した元・成宮寛貴が出演するという。ブランクを経て「棒演技」と酷評されないといいが─。