晩婚化が叫ばれて久しいが、なぜ結婚しなくなってしまったのか? 結婚情報産業など“婚活”はさまざまな形で行われている。結婚したいのに、しない・できない実情を短期シリーズで探る。【“結婚ためらい”症候群リアルボイス 連載第1回】
合コン、婚活パーティー、婚活アプリ、結婚相談所でのお見合いなど、婚活の場は数多い(写真はイメージです)

 今や婚活市場は花盛りで、合コン、婚活パーティー、婚活アプリ、結婚相談所でのお見合いなど、スマホひとつあれば、誰でも手軽に婚活できる時代だ。

 こんなにも多くの出会いの場が提供されているのだから、結婚している人たちも増えているのだろうと思いきや、未婚率は近年、上昇の一途。

 国立社会保障・人口問題研究所の推計によると、今後20年弱で、男性の3人に1人、女性の5人に1人が結婚しない時代がやって来るという。

 独身者は、なぜ結婚しないのか? “若者の草食化”や“非正規雇用者の貧困”などの理由が取りざたされているが、本当にそうなのだろうか。土日のホテルのティーラウンジに行ってみるといい。席の大半がお見合いをしている男女で埋め尽くされている。また、いったん婚活アプリに女性が登録すれば、毎日のように男性から申し込みがかかってくる。

 結婚希望者は、出会いを求めて行動は起こしているのだ。しかし、相手を決めることができず新たな出会いを繰り返している。20回、30回とお見合いするのは当たり前になっているし、婚活アプリで120人と出会ったというつわものもいる。それでも結婚できない。今や“婚活ジプシー” “婚活迷子”という言葉も生まれているくらいだ。

 なぜ結婚したいのに、結婚できないのか。連載1回目はリアルに婚活する女性たちの姿をお伝えする。