“15周年だし、ちょっと行きますか”と軽い気持ちで、スタッフがいつものように慎吾クンを誘ったそう。10人にも満たない小さな会は六本木という土地柄、外国人客が多く訪れるレストランバーでスタートしたみたいです」(テレビ局関係者)

 各々が15年間の思い出話に花を咲かせる中、おのずと“これから”の話がポツリポツリと出始めたという。

「“海外のファッションニュースなんかも取り上げたいよね”といった話が出る中、お酒もまわってきたスタッフの1人が、“もっともっと、20周年、いや30周年を目指しましょうよ!”と盛り上がりが最高潮に達したとき、慎吾クンが“ちょっとゴメン”と切り出したそう」(前出・テレビ局関係者)

 それまで場を見守るようにおとなしくしていた主役のひと言に、静まり返るスタッフたち。すると、こんなことを打ち明けだしたという。

「しばらくは芸能活動を休業して、アメリカとかヨーロッパに行ってファッションやアクセサリーの勉強をしたいんだ。“8月いっぱいまでは仕事を受けるけど、9月以降は入れないで”って(ジャニーズ事務所には)言っている

 契約更新となる9月を機に、どうやらファッション、アート留学を考えているようだ。後に『Shingoブランド』を立ち上げる夢もあるのかもしれない。そのために“休業”するのだという。

おそらくは一部が漏れ伝わって、《芸能界引退》《アメリカに行く》などと報道されたのでしょう。ですが香取が言う休業をジャニーズが受け入れない場合、それは“事務所を辞める”ことになり、結果として引退になるのかもしれません」(芸能プロ関係者)

 I元マネージャーの退社に木村の“裏切り”、解散騒動を通じてショックに打ちひしがれたであろう香取。だが、いまの彼の様子は違うようだ。

「“告白”した香取は非常にスッキリした面持ちだったと聞いています。来年1月31日で40歳の節目を迎えるにあたって自身の進路をもともと模索していた。その矢先に騒動が起こり、皮肉にも背中を押すことになったのかもしれません。

 これは彼にとって引退ではないのです。キムタクとも別のフィールドに立てば自然と関係も修復されることでしょう。あとは、解散撤回を叫び続けているファンが納得してくれるか、それが悩みどころでしょうね」(前出・芸能プロ関係者)

 香取本人の口からすべてが語られる日は、そう遠くはないのかもしれない。