1年2か月にわたり信繁を演じた堺雅人 (C)NHK

「今は1年2か月の長い“旅行”から帰ってきたような気分ですね。これだけ長いと、旅というより失踪ですが(笑)」

 『真田丸』の放送もあと2回を残すのみ。すべての撮影を終えた主演の堺雅人が語る、真田丸“航海”の思い出―。

「水先案内人の三谷幸喜さんについて行き、周りをしっかりしたスタッフに固めていただき、出会う役者さんは本当に一流の人ばかりでした。スタジオに行くのが楽しみでしかたなかったです」

 堺自身、大河ドラマに出演するのは3回目。『新選組!』('04年)では山南敬助役、『篤姫』('08年)では徳川家定を演じた。

「旅にたとえれば、前回・前々回は途中で船を降りたんですけど、今回は最後までご一緒することになって。長い旅でしか見せてもらえない何かが、絶対にあったと思います」

一夫多妻って大変!

「今回登場する女性たちの面白いところは、男にとって都合のいい、いわゆるヒロインがいなかったことでしたね」

 作中、正室の春(松岡茉優)や幼なじみのきり(長澤まさみ)など、さまざまな女性が幸村の周囲を彩っている。

「実際に一夫多妻って、こんなに大変なのかと思いました。九度山でも大変な目に遭いましたし、ハーレムというのがあんなに修羅場だとは(笑)。ぜひ若い方はドラマを見て勉強してほしいです(笑)」