「貯まる人の家庭」には、いくつかの傾向があります

 今年の目標は?と問われたとき、回答のベスト3に必ず入ると思われるのが「今年こそはおカネを貯める」だろう。

 長らく雑誌編集者であった筆者が担当した雑誌も、新年号(発売は12月だが)のメイン特集のテーマは、押しなべて「今年こそ貯める!」だった。今や女性誌でも年に100万円貯めるとか、総額1000万円は貯めていないと、読者に「すごい!」と言ってもらえない。

 また、実家の援助もなく、社宅暮らしでもなく、バリキャリではなく専業主婦かパート勤務の妻で、子どもがいて、夫の年収は手取り300万~500万円台までで……の人を探さないと、これまた「すごい!」と言ってもらえないので、どんどん取材対象者のハードルは上がっていく。

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 年間100万円でなくても80万円貯めているならよしとするか、あと2年で1000万円に達するなら合格だろうか――つねに雑誌作りの現場には悩ましい空気が流れたものだ。

 長年そうやって貯めた人たちを見てきたところ、やはり「貯まる人の家庭」にはいくつかの傾向があった。つっこんで節約術を聞かなくても、そうした家庭は「匂ってくる」のだ。

 今年こそ貯めたいと目標を立てるなら、わが家が「貯まる家」の条件にどれだけ近いか、以下を参考にしてみるのもいいかもしれない。

 なお今回は、バリバリ夫婦で働いて貯蓄を増やしたり、投資や運用に熱心といった家庭ではなく、子どもがまだ小さいなど、夫の稼ぎが主な収入源である家庭の例を取り上げる。