CDデビューじゃない形でJr.卒業?

 ジャニーズJr.の実力派4人組ユニット『ふぉ~ゆ~』が、CDデビューはしていないもののJr.を卒業したのでは、という報がかけめぐった。

Jr.にとってCDデビューは大きな目標

 きっかけは、11月9日の朝日新聞大阪芸能班によるツイート。

《10月からはジャニーズJr.ではなく、ジャニーズの「ふぉ~ゆ~」だそうです》

 同日の朝日新聞大阪版夕刊の芸能面で、ふぉ~ゆ~のインタビュー記事掲載を受けての「こぼれ話」としてのツイートだった。インタビュー記事でも、ジャニーズJr.ではなく《ジャニーズの4人組「ふぉ~ゆ~」》と紹介された。

 2011年結成、舞台を中心に精力的に活動し、近年はユニットの主演舞台も開催。4人全員が31歳を迎える。基本的に、ジャニーズJr.のタレントがJr.を卒業するのは、CDデビューのタイミングとされる。

 中には風間俊介や生田斗真など、俳優として活躍するうちにデビュー扱いとなるタレントもいるが、CDデビューはせずグループごと卒業扱いとなった前例はなく、ファンは喜びと驚きに包まれた。

 現時点ではジャニーズ事務所からの正式なアナウンスはなく、

「CDデビューではなく、新たなデビューの道が切り開かれていくのかな、という可能性を感じます」

 と、ある芸能記者は語る。

「朝日新聞のインタビューのこぼれ話によると、『ふぉ~ゆ~』は“下にもいっぱいいる”から、後輩たちに新しい形での可能性を見せたいと語っています。下には『Mr.KING』や『Prince』、『SixTONES』など、人気の若手ユニットがたくさん存在し、今もしのぎを削り続ける状態。

 いっぽうで、『TOKIO』や『V6』『嵐』など、先輩たちの人気も衰えることもなく、リリースのタイミングやコンサート、テレビやラジオのレギュラー番組の枠など、上もびっしり詰まっている状態でもある。

 ジャニーズでのCDデビューとなると、やはりチャートで1位を狙わなければならないでしょうし、レギュラー番組も必要になる。世の中、CD全体の売り上げも落ちているし、“デビュー=CDデビュー”ではないことを、はかりたいところはあったと思います」(前出芸能記者)

 とはいえ次世代のスターを目指すJr.たちにとっては、CDデビューというのは大きな目標ではある。