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ー 「エージェント契約」のメリットとデメリット
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ー 退所組の動向は?

『STARTO ENTERTAINMENT(スタートエンターテインメント)』

 旧ジャニーズ事務所からマネジメントを引き継ぐことになった新会社の名称だ。

 10月2日の記者会見時に、旧事務所に代わるマネジメント事務所の社長は東山紀之が務めると発表されたが、東山は『スマイルアップ』社の社長だけに専任し、被害者の補償と救済に専念することになった。

 そして、新会社の代表取締役CEOに就任したのが福田淳氏。福田氏は、のん(能年玲奈)のエージェントを務めていることで、業界ではよく知られた存在だ。新会社発足の発表前には『週刊文春』の独占取材を受け、2時間半に渡って胸中を告白。新会社の社長になったきっかけは、旧ジャニーズ事務所の前社長、藤島ジュリー景子氏からの誘いだったという。

「エージェント契約」のメリットとデメリット

 誘いを受けた時点では、新会社の社長は東山に決まっていたので、福田氏は社外取締役への就任を打診されたが、後に東山が補償に専念することになったため、福田氏が社長に就任する運びとなった。

 新会社はタレントと、エージェント契約とこれまで通りのマネジメント契約をする2本立ての芸能プロダクションとなった。エージェント契約といえば、闇営業問題で叩かれた吉本興業の名前が浮かぶが、

「以前から日本にもエージェント会社はありましたが、契約を結んでいる人たちは事務所に所属していないアマチュアスポーツ選手や芸術家、文化人といった人たちが多く、芸能プロダクションのようなイメージはないですね。芸能プロとしては、吉本が先駆けだったんじゃないでしょうか。芸能プロには“業務提携”というシステムがあり、これはエージェント契約にちょっと似ていますが、エージェントのほうがよりタレント主体になりますね。ただ業務提携同様、仕事以外のこと、例えばスキャンダルを起こしてもマスコミ対応は自分でしなければなりません」(老舗芸能プロ幹部)

 タレントにとってはギャランティーの面も含めメリットは多いのだが、著名人のゴシップで大騒ぎする日本ではデメリットもそれなりにあるという。