音楽番組全盛のころ“海・夏・リゾート”というイメージでリリースされた楽曲は視聴者の心をつかんだ
練習スタジオで、録音したバンドの音源を流していたアマチュア時代。「自信があったんでしょう」と杉山は苦笑いで振り返る
『オメガトライブ』というプロジェクトで発売された楽曲はヒットを記録していく。しかし、与えられるだけで制作に携われないメンバーたちの心境は複雑だったという
『オメガトライブ』というプロジェクトで発売された楽曲はヒットを記録していく。しかし、与えられるだけで制作に携われないメンバーたちの心境は複雑だったという
'84年3月から'85年12月まで3回のツアーを行い、日本中を回った杉山たちだったが……
「音楽を始めたときは、ただただギターを弾いていたかった。だから自分がヴォーカルになって歌うことに対して特別な思いはなかった」と、語る杉山だが、その歌唱力はアマチュア時代から周囲の誰もが認めていた。撮影／渡邉智裕
'85年12月24日のバンド最後の日のことを聞いてみると、「あまり覚えていないんですよ。メンバーたちでたくさん飲んだと思うんだけど（笑）」撮影／渡邉智裕
1枚目のアルバム『AQUACITY』は彼らのイメージを定着させる作品になった
「ボイストレーニングは受けていない。ライブで歌っているだけ」と笑う杉山。60歳を超えても、ヴォーカリストとしての力は衰えない。撮影／渡邉智裕
