使ったのはコレ……フレークタイプ

 風味が強くよりかに感が味わえるタイプ。本格的なかに料理に活用しても遜色なし!

使ったのはコレ……フレークタイプ(撮影/廣瀬靖士)
使ったのはコレ……フレークタイプ(撮影/廣瀬靖士)
【写真】「味・かに感・コスパ」3項目で満点を叩き出したカニカマの王者

だし旨もち巾着

 巾着からジワッと染み出るかにのうまみ。

だし旨もち巾着(撮影/廣瀬靖士)
だし旨もち巾着(撮影/廣瀬靖士)

材料/2人分
・カニカマ(フレークタイプ)……50g
・油揚げ(いなり用の
・開きやすいもの)……2枚
・餅……2個
・枝豆(さやから出す)……大さじ4
・白だし……大さじ4
・みりん……大さじ2
・水……500ml
・つまようじ……4本

【作り方】

(1)餅は半分に切り、カニカマは細かく裂く。半分に切った油揚げの袋の中に餅1/2個、カニカマ、枝豆各1/4量を詰めてつまようじでとじる。同じものをあと3つ作る。

(2)鍋に白だし、みりん、水を入れ、(1)を加えてフタをして火にかける。ぐつぐつと煮立ったら弱火にして10分煮る。

カニにぎりの漬け卵黄のせ

 濃厚な黄身をからめつつどうぞ。

カニにぎりの漬け卵黄のせ(撮影/廣瀬靖士)
カニにぎりの漬け卵黄のせ(撮影/廣瀬靖士)

材料/2人分
・カニカマ(フレークタイプ)……100g
・米……2合
・卵……4個
・白だし……大さじ2
・のり……1枚
・めんつゆ(ストレート)……適量

【作り方】

(1)漬け卵黄を作る。卵は殻のまま冷凍し、完全に凍ったら常温で解凍して殻をむき、卵黄だけを清潔な容器に取り出す。めんつゆを黄身が隠れるくらいまで注ぎ入れ、1日程度おく。※漬け卵黄は冷蔵保存で2~3日ほど持つ。

(2)炊飯器に米と細かく裂いたカニカマを入れ、寿司用の水量に合わせて白だしと水を注いで炊く。炊き上がったらおにぎりを作り、のりを巻いて、漬け卵黄をのせる。

カニカマの卵黄酢みそあえ

 菜の花のかわりにアスパラ、小松菜でも。

カニカマの卵黄酢みそあえ(撮影/廣瀬靖士)
カニカマの卵黄酢みそあえ(撮影/廣瀬靖士)

材料/2人分
・カニカマ(フレークタイプ)……50g
・菜の花……1/2束
・卵黄……1個分
・酢みそ……大さじ3
・塩……少々

【作り方】

(1)菜の花は洗って根元のかたい部分を切り落とす。鍋に湯を沸かして塩を入れて、30秒~1分ゆでる。水にさらしてざるに上げ、水けを絞って長さ4cmに切る。酢みそと卵黄を混ぜ合わせる。カニカマは細かく裂く。

(2)器に菜の花を盛り、上にカニカマをのせ、酢みそ卵黄をかける。

カニカマカクテルサンド

 マヨケチャのシンプルソースがベストマッチ。

カニカマカクテルサンド(撮影/廣瀬靖士)
カニカマカクテルサンド(撮影/廣瀬靖士)

材料/2人分
・カニカマ(フレークタイプ)……100g
・ホットドッグ用パン……4本
・マヨネーズ……大さじ2
・ケチャップ……大さじ2
・こしょう……少々
・ラディッシュ……適宜

【作り方】

(1)カニカマは細かく裂いてボウルに入れ、マヨネーズ、ケチャップ、こしょうを混ぜる。

(2)パンの間に(1)を挟んで器にのせ、ラディッシュを添える。

スギアカツキさん●食文化研究家。長寿美容食研究家。東京大学にて基礎医学、栄養学、細胞情報学など幅広く学び、健康食の探究を始める。世界中の食文化を研究しながら、各メディアで活躍中。著書に『やせるパスタ31皿』(日本実業出版社)が。(撮影/廣瀬靖士)
スギアカツキさん●食文化研究家。長寿美容食研究家。東京大学にて基礎医学、栄養学、細胞情報学など幅広く学び、健康食の探究を始める。世界中の食文化を研究しながら、各メディアで活躍中。著書に『やせるパスタ31皿』(日本実業出版社)が。(撮影/廣瀬靖士)
教えてくれたのは…………スギアカツキさん●食文化研究家。長寿美容食研究家。東京大学にて基礎医学、栄養学、細胞情報学など幅広く学び、健康食の探究を始める。世界中の食文化を研究しながら、各メディアで活躍中。著書にやせるパスタ31皿(日本実業出版社)が。
調理・レシピ考案/スギアカツキ スタイリング/鈴木亜希子  
撮影/廣瀬靖士 取材・文/樫野早苗 ※値段は全て編集部調べ