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 『中国杯』公式練習中の衝突事故により、全治2~3週間”と診断を受けた羽生結弦選手。現在の症状が気になるところだが、小・中学校時代にコーチを務めた都築章一郎氏の口からこんな近況が。

「ケガをした後に心配になり、メールをしました。ケガの状況については《精密検査の結果、頭は大丈夫だったんですけど、太ももの受けたダメージが大きくて、しばらく今は安静にしなきゃいけないんです》と。やはり、思ったよりもダメージを受けていたようですね。今は仙台で療養中ですが、ご家族の方もショックを受けており、ただただ静観しているという感じです」

 だが、彼には次の大会予定が控えている。今月28日からのNHK杯だ。前出のスポーツ紙記者は「少々無理してでも出ると思います」という見方を。

「彼は今シーズン、初戦となるはずだったフィンランディア杯を筋筋膜性腰痛症を理由に欠場しました。これはおそらく、グランプリシリーズ中の一戦である中国杯に万全の状態で臨むため。しかし、NHK杯に出場できないとなると、彼が執念を燃やすグランプリファイナル出場は不可能になります」

 帰国後の公式コメントでは、

《今後のスケジュールについては、ケガの回復具合をみながら検討したいと思います》

 と綴った羽生選手。1日でも早い回復を願うばかりだ。