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ー SNSに小川市長との“ツーショット写真”

 市役所の既婚者男性とラブホテルに10回以上行き「男女の関係はなく」「相談」をしていたという、群馬県前橋市の小川晶市長の騒動は、収束に向かうどころか、市民を巻き込み続けている。

 市役所への抗議の電話が殺到し、通常業務に支障をきたしていることから《市長報道専用電話》が設置され、10人の職員が対応。それにより市民が必要とする市役所の役割が滞っている中、今度は10月4日に開催される市民と市長が“直接対話”するタウンミーティングの中止が発表された。

SNSに小川市長との“ツーショット写真”

『人に言えない秘密は?』というテーマの動画で“人に言えない秘密はここでも言えない”と笑っていた小川晶前橋市長(本人のYouTubeより)
『人に言えない秘密は?』というテーマの動画で“人に言えない秘密はここでも言えない”と笑っていた小川晶前橋市長(本人のYouTubeより)

「これは昨年2月に就任した小川市長が掲げた公約のひとつで、市内の公共交通機関に関するイベントを開催し、バスやタクシーなどの公共交通のあり方を話し合うものです。イベント自体は開催の予定だそうですが、市長との市民の対話が中止されました」(一般紙記者)

 市民の声を直接聞き市政に反映される貴重な機会のはずが、市長の“ラブホ通い”により「意見交換が困難になる可能性があるため中止になった」(同前)ようだ。

 このようなニュースをWEBメディアらが報じる中、SNSでは市長のお相手男性の真意定かではない情報が拡散されている。

「ある人物が市長の相手はこの人だと、名前と年齢、そして市長との切り取り“ツーショット”写真をSNSに配信し、多くの注目を集めている状態です。この男性は市長よりも年上であり勤務する課、また降格処分と異動になったとの具体的な情報も。ただ市役所の正式発表ではないため、その人物だと断定するのは危険です」(同前)

 とはいえネット社会ではそんなことが通用するわけもなく、ただひたすらに拡散され続けている。

 それらを真にうけた人々からは、《顔写真キターーー!》《思ってたのと違う》《あら、実名が出ましたね》《普通のおじさんですね》《もっと若者かと思った》《奥さんから訴えられてほしい》との感想が並ぶ中、「市長は公人だけど、(相手男性の)公務員は一般人では」という、拡散され続ける無法地帯を危惧する声もある。

「公務員は、公務に関わる行為では一般人よりも公開の対象となりやすいですが、純粋な私生活は“保護”されるケースが多いはずです。今回の件は公用車を使った市長は非難されるべきですが、勤務時間外のホテルという点では、男性側を公にするのはどうかと思います。ただやはり、相手が市長であることと既婚者であることのインパクトは大きく、世間がどんな男性だったのか興味を示すのは当然のことかと」(同前)

 いくら「男女の関係はない」としても、男女が起こした騒動は両人に責任がある。例え公人と一般人だとしても、多くの前橋市民に迷惑をかけているのだから、市長には進退を含め早急な判断が求められる。