初公判は2月28日を予定しておりますが、弊社も相手方を訴える準備をしております。現状、原告側の訴状には弊社も含まれてしまっていますが、私どもは今回の裁判に関する事件とは関係ない立場です。

 相手方に“訴状からはずしてほしい”とお話ししましたが、“はずさない”という返答でした。このままでは私どもに対する名誉毀損にあたりますので訴えます」

 まさかの逆提訴。この点について、前出の原告側弁護士である河西氏は、「フィールド 愛の和にも責任が認められると考えております」としている。事件の当人といえるhプロジェクトに連絡したが、電話がつながることはなかった。

 大本さんへパワハラをしたとされる同社代表の佐々木貴浩氏は自社ホームページで、以下の文面をあげている。

《私共の知る真実は、ご遺族の述べられる内容とは異なるものです。(中略)あの記者会見の日以降、私をはじめ、家族やスタッフ、関係者への誹謗中傷が止むことはなく、身の危険を感じながら、日々を過ごしております。弊社の業務にも重大な影響が出ている状況です。悪質な誹謗中傷や脅迫に対しては、順次法的措置を執らせていただきます》

 裁判がどのように落ち着こうとも、故人の尊厳が傷つけられないことを望みたい。