2月中旬の昼下がり。東京は最高気温20℃近い春のような陽気でお散歩日和。あちこちでベビーカーを押すママの姿が見られた都内のおしゃれスポットには、身長180cmの細身なパパが現れた。

ひと目でジュニアさんだとわかりました。周りのママたちも気づいていて、みんなが振り返っていましたよ。奥さんの姿はなく、息子さんとふたりきりのお散歩でした」(居合わせた30代のママ)

 千原ジュニアは、レギュラー番組5本、準レギュラー番組3本を持つ売れっ子芸人。プライベートでは、'15年に18歳年下の一般女性と結婚し、'17年12月に男児が誕生した。彼のイクメンぶりは有名で、この日もベビーカーを何度ものぞき込んでは1歳の息子に笑顔で話しかけるなど、メロメロだったという。

ジュニアさんは“何でも言うことを聞く夫”を自称しており、奥さんから“●時にオムツを取り替えなさい”とか“お風呂に入れなさい”といった指示があると、そのとおりのことをしているようです。この日も“お散歩に行きなさい”と言われたのかもしれませんね」(テレビ誌ライター)

「そりゃ目立ちますよね(笑)」

 ただ、ベビーカーの扱いにはまだ慣れていないのか、片手で操作するとフラついていたという。そんな彼が押すベビーカーは、ドイツ製の『サイベックス』というブランドで、お値段は約9万円。スマートなデザインが人気だ。

 しかし、ジュニアのこだわりが最も強く感じられたのが、この日に着ていた“赤い革ジャン”だった。

ロックミュージシャンみたいでした。目つきの鋭い男性が黒のニット帽を目深にかぶり、赤のライダースを着てベビーカーを押していたら、そりゃ目立ちますよね(笑)」(前出のママ)

 公私ともに順調そうなジュニアには、幸運をもたらした“赤いアイテム”がある。

「ジュニアさんは、巣鴨地蔵通りにある『マルジ』という老舗の下着屋さんで数年前から“赤パンツ”を購入し続けています。毎年20枚買って1年間ではきつぶして、新年にまた新しい20枚を買うほどハマっています」(芸能プロ関係者)

“会話をふられて何も面白いことが浮かばないときに脱いだらウケる”と、笑いのためにはき始めたという赤パンツ。ゲン担ぎの意味も込めて愛用するようになった。

「ジュニアさんの影響で、フットボールアワーの後藤さんやサンドウィッチマンの2人、狩野英孝さん、小島よしおさんもはいているようです」(同・芸能プロ関係者)

 芸人の間では、赤パンツは“すべらないパンツ”と言われるように。

ベビーカーに赤い革ジャンというミスマッチな姿に、すれ違うママたちからは温かい笑いが起きていましたよ」(前出のママ)

 さすが天才芸人は、プライベートでもすべらんなぁ~!