電気代も同様だ。今の家電のほとんどが省エネ仕様のため、古い家電と比べると消費電力の差は大きい。

「エアコンや冷蔵庫は10年前のものと比べると電気代が半分くらいになっています。買い替え後の電気代が月1000円、2000円変わることもあります。それを加味したうえで買い替えると、お得感が出るかもしれません。もったいない、まだ使える、思い入れはあっても、古い家電を使っている人ほどもったいないなんてこともあります」

 また、購入時は高くても何年使うかで金額を割っていくとお得に思えることもある。

「例えば、炊飯器なら10年は使いますよね。10万で購入したとして、年単位で1万。月だと1000円弱。それで毎日おいしいご飯を食べると考えたらありかな、とも思えるんです」

調理家電で家事時間の節約を

 外食ができないぶん、自宅でおいしいご飯を食べるためにも欲しいのは『調理家電』。中でも『電気圧力鍋』と『電子レンジ』がおすすめだ。

夏の料理は暑くてキッチンに立ちたくないという人も少なくないでしょう。夏のキッチンは直火を使わないことがポイントです。電気圧力鍋はこれからは一家に1台あってもいいアイテムです。煮込み料理は冬のイメージがあるかもしれませんが、子どもたちが好きなカレーを煮込んだり、ローストビーフなど手が込んだ料理も作れます」

 というのも、夏場に長時間コンロで火を使うとキッチンはものすごく暑くなる。電気圧力鍋は室温を上げないため、快適な状態で調理でき、あとは炒め物などサッと作れば簡単に2品ができあがる。

 また、最新の『電子レンジ』は非常にスグレモノなのだ。

「パスタをガラスボウルに入れてチンするだけで簡単に作れる機能もあるんです」

 手軽で早いのが魅力で、お湯を沸かす時間、ゆで時間、ソースを準備する時間、電子レンジひとつですべてOK。

「火を見ていなくていいのでほうっておけて、その間に別のことができます。子どもでも調理できるので、夏休みのランチにもピッタリです」

 これまで昼食にパスタを作るなら30分はキッチンに立たなければいけなかったが、パスタ機能がついているレンジなら最初の5分~10分キッチンに立って準備するだけ。後はレンジに入れておけば調理してくれるのだ。在宅ワークなどで忙しいときにも心強い。

 ゆで時間を少し長く延ばせば麺も柔らかくなるので高齢者の食事にもぴったり。ボーナスで高齢の両親にプレゼントしても喜ばれるだろう。

「年2回のボーナス時期は、メーカーや量販店もそこに合わせて商品を集めますし、値段の勝負もかけます。目玉商品や、値段がちゃんと下がっている商品を見逃さずに出会えると幸せになれますよ」

【まとめ】
1.「型落ち品」や「アウトレット品」も検討
2.「底値」になるタイミングをチェック
3.増税後のポイント還元も利用したい
4.新商品の機能には特にこだわらない
5.量販店で買える海外ブランドも候補に
6.電気代を今より安くできるものを選ぶ
7.10年使うと仮定し、ひと月あたりの金額を出してみる

家族とお家で楽しむならコレ!!

 緊急事態宣言は解除されたが、子どもたちの夏休みも短いし、外出を控えて自宅でのんびり過ごそう、と考えている人は少なくないのでは。そこで最後に、お家で家族や友人たちと楽しく過ごすための、プロが選ぶイチオシアイテムを紹介する。

◎popIn Aladdin 2 (popIn)
「シーリングライトにプロジェクターが内蔵されており壁に映像が投影できます。AmazonプライムやNetflixへの接続もでき自宅に居ながら映画館気分の大迫力を楽しめます。ヨガやストレッチの動画を映せばスタジオ気分に」

◎ラクラ・クッカー(T-fal)
「炒め物もできる電気圧力鍋。火力が高くチャーハンなども作れます。具やソースが飛び散ることもなくお手入れも楽々です。煮込み料理で部屋も暑くなりませんし、1台でほとんどの料理ができるスグレモノ

◎BRUNOコンパクトホットプレート(IDEA)
「デザインも可愛くて人気のコンパクトなホットプレート。たこ焼き、ホットケーキからパエリアまで調理ができ、スチーマー、グリルなどオプションプレートも豊富。用途に合わせてチョイスできるのも魅力」


【PROFILE】
コヤマタカヒロさん ◎白物家電を中心にPCからAV機器を専門分野として執筆活動を展開するデジタル&家電ライター。AllAboutガイドも務める。米・食味鑑定士の資格を所有。調理家電のテストと撮影のための空間「コヤマキッチン」も用意。