過去最多の新型コロナウイルス感染者数を更新する中、無観客で開催された東京五輪。

「金メダルは99%取れる」と豪語していた競泳・瀬戸大也(27)だったが、400m個人メドレーと200mバタフライは予選落ち。200m個人メドレーでは決勝に残ったものの、ゴール直前でかわされての4位に終わった。

家族のために盾になる馬淵優佳

 昨年9月に不倫が報じられた瀬戸は、スポンサー契約を解除され日本水泳連盟からは年内の活動停止などの処分を受け、一時は五輪出場も危ぶまれたほどだった。

 そんな瀬戸が東京五輪出場を果たせたのは、不倫騒動後も離婚せず陰で支えた妻・馬淵優佳さん(26)の存在が大きい。SNSの瀬戸への誹謗中傷に対しても、元アスリートの目線から抗議するなど、毅然とした態度は頼もしくさえ見えるのだが……。

出る杭は打たれる、ということなのでしょうが、彼女が瀬戸を擁護したり、メディアに露出したりすればするほどかえってバッシングされてしまいました。もちろん、瀬戸の“ムカつく”といった言動などにも問題はあります。でも今の彼女は、妻として、母として、そして家族のために自分が盾にならなければという思いで必死なのでしょう」(スポーツ紙記者)

 不倫騒動を起こしても健気に支える妻といえば、佐々木希も同様の立場だろう。夫の渡部建は未だ仕事復帰の目処が立たない状態だが、佐々木は「どんどん仕事をこなし、自分が大黒柱として家庭を守る、という思いが強い」(芸能関係者)のだという。

「佐々木もネット上やSNSでは、“早く離婚した方がいい”“あの不倫は一生ついて回るから、別れて別の人生を歩んでほしい”など書かれていますが、彼女は当初から離婚はしないで、夫の信頼回復のためにサポートすると言っていました。馬淵さんと同じです。どちらも、子どもがまだ小さいという理由もあるかもしれませんが、再生の道を選択したということなのでしょう」(同前)

 一方、夫の不倫に一発アウトで離婚に至ったのが小川彩佳アナ、丸岡いずみアナだ。は妊娠中の不倫、小川は結婚前からの愛人関係、丸岡は代理出産までして授かった子どもがいるにもかかわらずの浮気だった。

「遊びなら許すけど本気は許さない、などといいますが、夫婦のことは夫婦にしかわかりません。また、夫も妻も有名人であれば、さまざまな柵もありますから離婚したくてもできないということもあるでしょう。

 ただ瀬戸の場合はアスリートですから、メンタルのケアは人一倍重要になります。馬淵さんは、同じアスリートとして五輪経験者としてその点をよく理解しているので、東京五輪のために彼を許しサポートし再生の道を選んだのだと思います」(テレビ局関係者)

 だが、当の瀬戸は競技終了後も妻子の待つ自宅には帰っていないのだという。

 『女性セブン』(8月19・26日号)によると、競技に集中するために瀬戸は別居していたが、その後も自宅には帰っていないという。

 馬淵は2日に出演した『スッキリ』(日本テレビ系)で、「帰ってきたら普通の生活をしてお休みをしてから3年後のパリを目指すみたいなので頑張ってもらいたいと思います」と今後に向けてコメントしていた。

 果たして3年後のパリ五輪の時、瀬戸と馬淵はどのポジションに立っているのだろう。