日本時間7月2日、大谷翔平が今季30号ホームランを放った。エンゼルス時代の2021年から5年連続で年間ホームラン30本に到達した。
18歳から70歳までの“人生設計シート”
「大谷選手はチーム86試合目での30本塁打に到達。これは54本塁打を放ち、ホームラン王に輝いた昨年の100試合目と比べても14試合早いです。大谷選手のほかに、5年連続30本塁打を記録した現役選手は、ヤンキースのアーロン・ジャッジ選手だけ。またしてもすばらしい記録を達成しました」(スポーツ紙記者)
昨年を超えるペースでホームランを量産している大谷。投手としても完全復活へのステップを踏んでいる。
「右ひじの手術を受けて以来、3度目の登板となった6月29日は、2回を投げて無失点。メジャーリーグでの自己最速となる101.7マイル(163.6キロ)を記録するなど、手術の影響を感じさせない投球を披露しています」
投打共に順調な大谷。今年も“球宴”でのスタメン出場が決定している。
「7月16日に行われるオールスターゲームの出場者を選ぶファン投票の結果が、6月27日に発表。大谷選手はリーグ全体トップの396万7668票を獲得し、5年連続5回目の選出となりました。メジャーリーグのオールスターゲームでは、ポジションごとにファン投票1位の選手が先発となるため、大谷選手のスタメン出場も決まりました」

大谷には花巻東高校時代に書いた18歳から70歳までの年齢ごとに自分が活躍している姿を想像した“人生設計シート”がある。
《人生が夢をつくるんじゃない!夢が人生をつくるんだ!!》
《人生を野球に》
《俺がやらなくて誰がやる!?》
と力強い言葉とともに未来の姿を記していた。その中には“有言実行”となったことも。
「31歳のところには“女の子誕生”と書いてあり、見事に現実となりました。ほかにも年齢のずれはありながらも、メジャーリーグ昇格、ローテーション入り、年俸15億円、ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)でMVP、ワールドシリーズ制覇といったことも叶えています」(スポーツライター)