いつでも安く手に入り、いろいろな料理に使えるもやしは、主婦の大きな味方。中でも今、注目なのがもやしの一種である“豆もやし”だ。

栄養成分量は約2倍

「一般的に食べられているもやしは、春雨の原料にも使われる緑豆を発芽させた“緑豆もやし”です。一方、豆もやしは日本人になじみの深い大豆を発芽させたもので、豆の部分が大きく残っている独特の食感を持つ“大豆もやし”を指すことが多いです」

 そう教えてくれたのは、日本で初めて野菜に3つの機能性表示がついた「子大豆もやし 芽ぐみ」の製造と販売を手がけるサラダコスモ広報部。

「豆もやしに含まれる栄養素や成分で、特に着目したいのが“大豆イソフラボン”と“GABA”です。大豆イソフラボンは大豆の特徴的なファイトケミカル(植物が作る活性物質)で、女性ホルモンに似た作用があり、骨を丈夫にしたり、肌の潤いを保つ働きがあります。

 GABAはアミノ酸の一種で、興奮を鎮めたり、リラックス効果をもたらす役割を果たします。また、高めの血圧を下げる働きもあることもわかっています。ほかにも、ビタミンKやビタミンE、葉酸など、緑豆もやしと比べると、100グラムあたり各栄養成分量を2倍近く含みます」(サラダコスモ広報部)

※サラダコスモ調べ

 管理栄養士の吉野愛さんは、豆もやしの次のような栄養素にも注目しているという。

「一般的なもやしと比べると、豆もやしはタンパク質が約2倍、豊富です。豆の部分にタンパク質やイソフラボンを含んでいるんです」

美容やダイエットにも役立つ

 また、豆もやしはダイエットにも役立つ食材。

「豆部分に歯ごたえがあり、かなり噛むので量を食べなくても満腹感を得ることができます。豆もやしは栄養価が高いうえに、100グラム37キロカロリー程度と低カロリーなので、ダイエットにもぴったりです」(吉野さん)

 さらに、美容効果も期待できる。

「植物の根や葉、茎などにはサポニンという成分があり、豆もやしには大豆サポニンが含まれています。サポニンには抗酸化作用があり、豆もやしは美容やアンチエイジングにも適しています

 こうした豆もやしのうれしい効果は広く知られつつあるようだ。

「弊社の子大豆もやしは、2015年10月に機能性表示食品として販売して以来、毎年およそ10%ずつ売り上げが伸びています」(サラダコスモ広報部)

 ちなみに、豆もやしは電子レンジで加熱すると栄養素を維持しやすいそう。毎日の食卓に活用し、健康も美容もダイエットもおいしく実践したい。

※生状態を100%としたときの各調理後の機能性成分含有量の比較 提供:サラダコスモ