1月2日、人気ドラマ『義母と娘のブルース 2022年謹賀新年スペシャル』(TBS系)が放送される。

綾瀬はるかさん主演で2018年に連続ドラマが放送され、2020年のお正月には連続ドラマの1年後が描かれたスペシャルドラマが放送されました。今回放送される“スペシャル”は、2020年のスペシャルドラマの続きから物語が始まります」(スポーツ紙記者)

 もちろん、おなじみのキャストも再集結。2021年末をもって26年間、所属していた事務所『研音』を退社したばかりの竹野内豊も出演する。

「竹野内さんは、綾瀬はるかさんの夫で、病気で亡くなってしまう役。さらに、今回の“スペシャル”では、容姿が綾瀬はるかさんの夫と瓜二つという会社の代表の役と、1人で2役を演じ分けます」(同・スポーツ紙記者)

 昨年11月に突然、発表された竹野内の退社。コロナ禍の自粛期間も影響しているという。

「直筆で発表されたコメントには、《自粛期間中、これまでの自身の人生を振り返り、五十歳を節目とし環境を変えてみたい》とあります。退社後もすでに決まっていた仕事は当面の間、研音が窓口となることも発表されており、円満退社であることが伺えますね」(同・スポーツ紙記者)

 この決断の裏には何があったのか。

“地元”茨城県に帰ってきた竹野内

 2014年8月に亡くなった竹野内の父の地元である茨城県で、ぶどう園を営む竹野内の父方の叔父に聞くと、記者の来訪に驚きながらも、

独立については、まったく聞いていなかったんです。コロナがあって、何年も会っていなかったし、頻繁に連絡を取っているわけでもなかったから……」

 と、親族には相談がなかったよう。自粛期間中、ひとりで思いを巡らせていたのだろうか。

「実は、自粛期間になる直前の2019年12月には、父方の祖父が98歳で亡くなっているんです」(芸能プロ関係者)

 竹野内家と親交の深い地元の住民によると、葬儀には竹野内も駆けつけたという。

お母さんとお姉さんと、市内のホテルに3日間くらい泊まって、“最後のお別れだから”と通夜と告別式に参列されていました。お墓にもきちんとお参りしていて。忙しいでしょうけれど、なんとか時間をつくったんでしょうね」

 葬儀の合間にも、地元の住民への感謝を忘れない。

「こっちに来てくれたときは、いつも一緒に写真を撮ってくれたり、“こういうふうにいられるのも、みなさんのおかげだし、歳をとって、いつなんどき何があるかわからないから、できることはしたい”と、サインをくれたりします。

 おじいさんの葬儀のときも、式場でたくさん写真を撮ってくれました。こんなに素敵な人ですし、もういい歳ですから、お嫁さんとしていい人が見つかればいいんだけど(笑)」(同・地元の住民)

 先祖と地元を大事にする竹野内は、51歳の新たなスタートを切った――。