「自分の成長過程を、五輪で見せられたら」

 2021年12月26日、フィギュアスケートの全日本選手権で男子2位となり、北京五輪の代表に決まった宇野昌磨。翌日の取材ではクールに抱負を語ったが、年明け早々に舞い込んだのはなんともホットなニュースだった。

「1月1日に、フィギュアスケートの2016年世界ジュニア選手権女王である本田真凜選手との真剣交際が報じられました。交際期間は約3年で、家族ぐるみの親交がある“親公認”のカップルです」(スポーツ紙記者)

 銀盤のスター同士の熱愛報道。出会いのきっかけとなったのは、真凜の兄で本田家5人きょうだいの長男、元フィギュア選手の本田太一。

「真凜選手は2013年の夏から『ノービスA』というクラスに昇級。このクラスは、夏の合宿が終わった後そのままシニアの合宿に合流するんです。兄の太一さんと宇野選手は先にその合宿に参加していて、世代が近い友だち同士。合流した真凜選手を、妹として紹介したそうです」(スケート連盟関係者)

中学生だった真凜に立候補

 太一を介して出会ったふたりだが、宇野は名古屋、真凜は関西が拠点ということもあって半年ほど距離が空いていた。急接近したのは、2014年に入ってからのこと。

「台北で開催された『アジアオープントロフィー』で再会。太一さんも含め、3人ともそれぞれの部門で表彰台に上る活躍を見せました」(前出・スポーツ紙記者)

 その後、宇野と真凜の距離はさらに縮まっていく。

「2014年、アイスショーの公演後に打ち上げで焼き肉に行った際、真凜選手の恋愛の話に。彼女が“彼氏とかほしいな~”と言ったところ、なんと宇野選手が無言で自分を指さして“立候補”。当時真凜選手はまだ中学生だったので、とりあえず連絡先を交換することになりました。ふたりのお母さんも同席していましたが、笑顔で拍手していましたよ」(前出・スケート連盟関係者)