昨年末の『NHK紅白歌合戦』では美空ひばりの『歌は我が命』を熱唱し、多くの人の心を打った氷川。'22年の始動は、2月1日リリースの『群青の弦(いと)』から。

どんな苦しいことも乗り越えて

「この楽曲は箏曲師の宮城道雄さんをイメージして歌った作品となっています。宮城さんは盲目でいらっしゃったわけですが、そんな苦悩の中から『春の海』のような素晴らしい作品をお作りになられました。どんなハンデがあってもどんな苦しいことがあっても、乗り越えてそこでまた輝いていく、そんな思いにさせていただける一曲です」

 水面をイメージした空間の中で、袴姿でたたずむ。そんな凛としたジャケットをここに初公開。

「また全タイプに、ボーナストラックとして私の思いを描いた『きみとぼく』を収録しています」

 28歳のときから15年、ずっと一緒に生活していた愛犬のココアちゃんが昨年2月16日、天国に旅立った。ココアちゃん目線の作品を、kii名義で作詩した楽曲だという。

「ぜひ多くのみなさまにお聴きいただきたい作品になっています。どうぞ応援のほど、よろしくお願いいたします」

『群青の弦(いと)』カップリングは【A】『鼓』、【B】『浮世恋の騙し絵』【C】『明日が俺らを呼んでいる』(※写真はAタイプ)各1227円+税。発売/日本コロムビア

2月1日(火)発売
『群青の弦(いと)』

カップリングは【A】『鼓』、【B】『浮世 恋の騙し絵』【C】『明日が俺らを呼んでいる』(※写真はAタイプ)。全タイプにボーナストラック『きみとぼく』を収録。各1227円+税。発売/日本コロムビア