「僕、大輔が大好きなんですよ。彼の生き方もキャラクターも。司法書士という資格を持っていて収入をちゃんと得ながら、年の半分は自分の好きなように海外旅行に行ってしまうなんて、めちゃくちゃうらやましい生活じゃないですか」

 ヒロイン・希が能登を離れ、横浜編に突入した朝ドラ『まれ』。パティシエを目指し、新しい環境の中でたくさんの人と出会う彼女だが、その中でも強烈なのが出会ったその場でファーストキスを奪ってしまう大輔。

 そんな彼を演じている柳楽優弥に直撃! 作中でふたりの出会いは衝撃だったけど、初共演の太鳳ちゃんの印象は?

「まれちゃんと同じで、すごくまっすぐで正直な人ですね。僕、そういう人大好きなんですよ。彼女と初めての撮影のとき、(田中)裕子さんから差し入れをいただいたんですけど、"こんなにステキなことをしてくれるなんてうれしすぎる"って太鳳ちゃんがずっと言ってて。気取ってないというか、本当にまっすぐなんだなって」

 これから山崎賢人くん演じる、幼なじみの圭太も絡みつつ三角関係になっていくような雰囲気だけど?

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「圭太には負けたくないですね(笑い)。だって、好きな人が気になっている相手じゃないですか。大輔はいつもビール瓶片手に酔っぱらっている印象が強いかもしれないけど、相手の気持ちに合わせてちゃんと接することができる人なんですよ。実は、撮影スタッフの女性陣で人気があるのは圭太ではなく大輔と聞きまして。"大輔推し"をみんなに広めてほしいですね(笑い)」

 では、"大輔推し"で、これからの見どころを教えてください!

「そうですね……。圭太の前で、まれちゃんに"壁ドン"するシーンかな。ドヤ顔で(笑い)。僕自身が今まで演じたことのないキャラクターなので、そういう演出などもみなさんに楽しんでほしいですね」

太鳳ちゃんの"ちゃ"に萌え♪

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「能登弁のセリフで、語尾に"ちゃ"ってつけるのがいいですね。例えば"なにをっちゃ!"とか。聞いててカワイイなぁって。女の子が方言で話すのが好きなので、東京出身の僕にとって、太鳳ちゃんの話す能登弁はたまらないですね。セリフでそういうことを言うんですけど、そこは心の底から本音で言わせていただきました。大輔、その気持ちわかるよ、って」

恋愛では大輔タイプ? 圭太タイプ?

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「僕はけっこうアグレッシブですよ。周りからも大輔そのままだね、と言われます。でも、結婚しているので独身時代とは違いますから……。女性と接するなら楽しい空気が好きなので、今はそういうものを作ることができるように、と思って接しています」

 


撮影/佐藤靖彦