今後のライブ開催の懸念
「アーティストに非がなくとも、ファンの近隣住民や警備スタッフへの迷惑行為により、会場や自治体への苦情に繋がり、それ以降、アーティストがその会場を使用出来なくなってしまったというケースも過去にいくつもありました。
国立競技場公演を完売させた上に、会場の外にもファンが溢れることを凄いことだと美談にしている一部ファンもいますが、マナー違反であることに変わりはありません。Snow Manの今後のライブ開催の懸念材料にならないと良いのですが……」
Snow Manは、今回の国立競技場と神奈川・日産スタジアムの全4公演で合計28万4000人の動員を予定している。さらに、映画館でのライブビューイングも全国で開催されている。それにも関わらず、オンラインでのライブ配信がないのは、これまでSnow Manのライブ映像がネット上に違法アップロードされ、それを一部ファンが喜んで無料で消費してきたため、その対策なのではないかとの憶測もあがっている。ただ、ライブ配信がないために『音漏れ参戦』勢が増えてしまった可能性もある。
また、『音漏れ参戦』だけでなく、撮影禁止の場内の画像や盗撮動画もSNS上にあがっているようで、Xには、
《国立、会場内撮影に盗聴盗撮、音漏れ参戦…(FCの)会員番号出てる人、通報されてるからね?w》
《会場内撮影禁止なのにガッツリ載せてたり盗撮動画とか音漏れ参戦とか色々流れてきてて呆れちゃう》
と、一部ファンの民度を嘆く良識あるファンの投稿が寄せられている。
一部のファンがマナー違反を犯すことで、節度ある応援をしているファンや、ひいてはアーティスト本人にまで迷惑をかけることもある。Snow Manの人気加熱に伴って、今後ますますファンマナーに対する取り組みが必要なのかもしれない。