ゴルフ界に大きな衝撃が走った、女子プロゴルファー3人と男性キャディによる“トリプルボギー不倫”騒動。『週刊文春』3月13日号で報じられた内容を受け、5月20日、日本女子プロゴルフ協会が男性キャディ・栗永遼氏と小林夢果プロ、川崎春花プロ、阿部未悠プロへの処分を発表した。
選手とキャディの「甘すぎる」処分
別の女性プロゴルファーと結婚しているにもかかわらず、3人の選手と次々に不倫関係を結んだ栗永氏に言い渡されたのは、国内女子ツアーと女子プロゴルフ協会の関連イベントへの「9年間の立入禁止」。選手3人には、“厳重注意”並びに今年度開催される新人セミナー第1~3日目への受講義務が課せられた。
「選手たちに対して出場停止などの処分はなく、ツアーへの出場も問題ないということで、世間からは《甘すぎる》という意見が殺到しています。栗永氏はそれに比べると重い処分ではありますが、今回はあまりの醜聞だったため、“永久追放”を求める声が多く寄せられています」(スポーツ紙記者)

処分の発表を受け、栗永氏は20日、自身のインスタグラムで、
《本来、キャディーという立場は、選手を支え、頼される存在でなければなりません。その役割を自覚できていなかったことが、結果として多くの方々にご迷惑をおかけする事態を招いてしまいました》
《今はただ、謝ることしかできません。どれだけ反省をしても、どれだけ悔やんでも、過去の行動を消すことはできません。しかしこの反省を決して無駄にせず、今後はプロフェッショナルとしての自覚を持ち、真摯に、謙虚に、人として成長し続けていくことで、少しずつでも信頼を取り戻していけるよう努めてまいります》
と、謝罪文を投稿。しかし、この内容にも《二度とゴルフクラブを握らないで欲しい》《プロキャディー続ける気マンマンやな? ええ根性しとるわ》など、辛辣なコメントが寄せられている。