“清純派”のイメージといえば清潔感や透明感、処女性だろうか。恋愛面のスキャンダルだけでなく、金銭トラブルや迂闊な発言、行動も命取りになりやすい。イメージを保ち続けるのも難しそうだが、まず女性が選ぶ清純派から。8位には3人がランクイン。
女性が選ぶ清純派TOP10
1人目は小芝風花（28）。NHK大河ドラマ『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』で艶やかな花魁役を演じ評価がうなぎ上り。同時に、それまでの元気なイメージを覆した。アンケートでは「純粋で初々しい」（73歳・東京都）、「役に真摯に取り組んでいる感じ」（49歳・山梨県）、「裏表がなさそう」（52歳・神奈川県）と、素直でまっすぐな人柄が評価された。
2人目は沢口靖子（59）。“正統派美人女優”の代名詞、東宝シンデレラの初代で、主演ドラマ『科捜研の女』（テレビ朝日系）は昨年でシリーズ24作目。作品に取り組む姿勢やノースキャンダルぶりもあって「（清純派の）元祖」（43歳・茨城県）、「年齢を重ねても透明感と清潔感がある」（47歳・福井県）の声が寄せられた。
同じく8位に石田ゆり子（55）。若かりしころには熱愛報道もあったが、近年はペットたちとの写真をインスタグラムで発信するなど、スキャンダルとは無縁な穏やかな日々が垣間見える。アンケートでは「おしとやかそう」（23歳・兵庫県）、「今も変わらず可愛らしく女性らしくて憧れ」（44歳・神奈川県）などの理由が。沢口も石田もかつて“お嫁さんにしたい女優”と称されたが、共に独身で、ミドルエイジながらも自然体な美しさで女性からの支持が厚い。
清純派女優アイコンは80代になっても健在
7位は清原果耶（23）。6月と7月の都議選と参院選のイメージキャラクターに起用されるなど、クリーンなイメージで世間的な認知度も高い。コメントでも「澄んだ感じがある」（47歳・東京都）、「まじめな印象」（45歳・埼玉県）や、「見た目と朝ドラの印象が濃い」（63歳・東京都）といった声が並んだ。ヒロインを務めた『おかえりモネ』などNHKへのドラマ出演が多いため優等生的な印象が強いが、7月からはTBS系ドラマ『初恋DOGs』に主演し恋愛を拗らせたクールな弁護士を演じる。
6位は有村架純（32）。一昨年、Kinɡ＆Princeの髙橋海人との熱愛をスクープされたが昨年の夏に破局。その昔にも別のアイドルと熱愛騒動があったが、いずれも独身同士の恋愛だからか「週刊誌に書かれた交際も好感を持った」（36歳・大阪府）、「雰囲気が上品で清らか」（37歳・愛知県）、「見た目から清純。しゃべり方やしぐさがきれい」（28歳・長野県）とダメージは少なめ。
5位はデビュー以来、清純派女優のトップに君臨し続ける永遠のアイコン、吉永小百合（80）。「しぐさ、言葉遣いなど、変わらず素敵」（79歳・新潟県）、「ゴシップになることもなく、昔から変わらず上品でおきれい」（47歳・東京都）などの意見が大半。そのイメージを持続するのは並み大抵の努力ではなかったはず。10月には124本目の出演となる、エベレスト女性初登頂の登山家を描いた映画『てっぺんの向こうにあなたがいる』が公開。
4位は芦田愛菜（20）。天才子役として『Mother』（日本テレビ系）など数々の作品で足跡を残してきた彼女。無類の読書家としても知られ、現在は慶應義塾大学の法学部で学ぶ才媛。今回のアンケートでも「どの女優さんよりまじめで誠実で上品、清純」（39歳・京都府）、「聡明で悪い噂を聞いたことがないので」（32歳・大阪府）と、絶大な信頼が寄せられた。
