
7月25日から始まった回転寿司チェーン『くら寿司』と人気キャラクター『ちいかわ』のコラボキャンペーン第3弾。お会計2,500円ごとにオリジナル寿司皿1枚がもらえるとのことで、各店舗には開店前から長蛇の列ができたようだ。
しかし、キャンペーン開始から数時間も経たないうちに、フリマアプリ『メルカリ』には大量の出品が確認され、転売問題が早くも物議となっている。
『くら寿司』開店1時間前から長蛇の列

このコラボキャンペーンでもらえるオリジナル寿司皿は先着70万名、なくなり次第終了となっているためファンを含め転売ヤーも目を光らせている。
平日にも関わらず「開店1時間前から40人以上の行列」「めっちゃ食べるバケモン見つけた」と、寿司皿を入手しようとする人が殺到し、ものすごい勢いで寿司を食べる人たちが各店舗で続出した。
そんな声の中、前日の24日から『メルカリ』で既に出品されていたようで、
《明日のちいかわのくら寿司お皿まだやし品が無いのにもう転売されてる》
《明日からくら寿司で貰えるちいかわ皿他にも転売してる人居る。本当こうゆうのムカつくからやめて欲しい》
《本当に欲しい人が正規ルートで手に入れられないならもうコラボなんてしなくていいよ。暑い中並んでる人が可哀想》
など、転売の実情にファンからは怒りの声が。発売当日の7月25日現在、『メルカリ』では2,600円〜5,000円前後で取引されているだけでなく、キャンペーンの前日から無在庫出品が横行していたという。

「今年5月に発売されたマクドナルドのハッピーセットでおまけがちいかわだった際も、発売と同時に大量購入が相次ぎ、売り切れ店が続出しました。買い占めた多くは大人で、ちいかわを欲しがる子どもたちが購入できず残念がっている姿も報告されています。さらに、買い占めたおもちゃの転売だけでなく、ハンバーガーなどの食べ物を粗末にした光景がSNS上で拡散され物議となりました」(グルメライター)
今回のコラボキャンペーンも、凄まじいちいかわ人気とあって《炎天下で待つのしんどいしメルカリで買った方がいいかも》《お皿2枚欲しくて1人で5000円分食べてきた話する?》など、なんとかして手に入れようとするファンが見受けられた。
今週末にはさらなる混雑が予想される『くら寿司』。
企業には収益向上だけでなく転売問題の解決が急務となっており、今後の対応に注目したい。