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ー 「対応がズレてる」批判が集中するマクドナルド

 

 8月14日、日本マクドナルドの公式ホームページで「ハッピーセット『ポケモン』8月15日~17日までの購入制限について」と題された文書が公開された。

「対応がズレてる」批判が集中するマクドナルド

「マクドナルドでは8月8日からハッピーセット『ポケモン』を実施。8月9日~11日までの3連休では、ハッピーセット1購入につき、ポケモンカード(以下、ポケカ)2枚を数量限定で配布しました。

 しかし、このポケカを巡り、転売や食料廃棄問題が勃発。数量限定にしたことで転売ヤーたちが食いつき、大手フリマサイト『メルカリ』では、20万円を超える出品もあるなど、本当に手にしたい子どもたちに行き届かない事態に陥っています。

 本文書ではこの事態に謝罪しつつ、《1グループ様1会計、3セットのご購入を上限》と販売個数に新たな制限を設け、4セット以上の注文は断り、キャンセル処理とするそうです」(全国社会部記者)

 ポケカ配布期間の8月9日からの3日間は、ひとり5セットまでの購入制限を設定していたが、さらに購入数を少なくするという。

 マクドナルドの対応にネット上では、

《ハッピーセットが目的ではなく、カード目的ということがわからないとしたら、マクドナルドはもうお終い》

《いや、そもそも企画やめたら良いと思います。ここまでバッシング受けながら続けるって、企業利益しか見てないって証拠にしかならない》

《ポケモンカードじゃないので大丈夫でしょうが、この超短期間限定と5セットから3セットに変更したくらいでなんになるのだろう》

《対応がズレてますね。みんなポケカが欲しいんであって、ポケモンのおもちゃはそんなに欲しくないんですよ。マクドナルドさん、理解できてますか?》

 など、批判の声が多く上がっている。

「実際、ポケモンおもちゃも転売されていますが、ポケカと比較すると段違いに少ないです。昨今、ポケカは高騰しており、今回のように数量限定配布をすれば、このような事態になることは予測できたはず。

 安易にポケカ人気に乗っかろうと利益を求めたようにしか思えません。購入制限の強化という単純な話ではないですし、問題の本質を理解できていないと判断されても仕方ないのかもしれません」(前出・全国社会部記者)

 ハッピーセット本来の目的は何なのか。見直す必要があるだろう。