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ー 逮捕されたが不起訴になった豊嶋氏

 2016年にコンビニのおでんを指で“つんつん”する動画をSNSに投稿して大炎上した豊嶋悠輔氏が、9月30日配信のABEMA『Abema Prime』に出演。自身の騒動を想起させるイベントに強い不快感を示したが、その言動と外見がSNS上で話題になっている。

逮捕されたが不起訴になった豊嶋氏

「この日の番組では、10月11日から池袋の施設で開催される体験イベント『炎上展』が紹介されました。これは、過去に起きた炎上事件を身をもって体験できるコンセプトで企画されたもの。イベントのプロデューサー日村灯氏は『特定の事案をモチーフにしたものではない』としながらも、『寝そべったり、乗り込んだり、つんつんしたり』といった“体験”が用意されていると解説していました」(スポーツ紙記者、以下同)

 また、炎上展の公式アカウントが9月23日に投稿した質問コーナーにも、「Q. 展示物は、ぺろぺろできますか? A. ぺろぺろはお控えください。ただし、つんつんすることは可能です」という文章が掲載されていた。こうしたコピーなどに使われている“つんつん”という表現に、豊嶋氏は激しく反応。

ブースにはもちろん豊嶋氏の名前の記載はないのですが、“つんつん”という表現だけですぐに自分のことだと特定されてしまうことに憤慨していました。『赤の他人に勝手に自分の名前を書かれているということに俺は腹が立った』『いま僕は9年前、10年前にやった行動に対して反省して、社会貢献している中で何も言えず書かれているのはすごい不快』『“おでんつんつん”という時点で、俺しかいなくない? まず、そこが日村さん頭悪いのかなと思う』など、やや乱暴な言葉で日村氏を糾弾していました。

 さらに自分がこうしてメディアに出るメンタルについて、『炎上系で(人前に)出てくる奴って、バイブスっていうか、根性がいると思うんスよ』と熱弁。司会から『炎上を彷彿とさせてしまって、再生産しているように見えるんですね』とフォローされると、『そうなんですよ、こいつは!』と怒りをあらわにしていました」

 ネットユーザーが豊嶋氏の現在に対してどんな反応があるのか見てみると、

《100%自業自得》
《更生してようと何しようと、起こした事実は消えない》

 など、冷ややかな声も見られた。

「今回、豊嶋氏のキャラクターが浮き彫りとなった言動とともに注目を集めているのが、全身に施されたタトゥーです。自身のインスタグラムでも公開していますが、昨年4月、YouTubeチャンネル『ニートtokyo』に出演した際、タトゥーに対する考え方について『生き様だと思っている』と語り、詳しく公開していました。

 お腹には母親の顔と『MAMA』の文字、背中にはピースサインをしている自身の姿。最も象徴的なのが太もものタトゥーで、左にはおでんをつんつんしている自身のイラスト、右にはおでん串が彫られており、太ももを閉じるとツンツンしているように見える仕掛けです。過去の炎上事件を自らの身体に刻み込んでいるのでしょう

 9年前の事件後、器物損壊と威力業務妨害容疑で逮捕されたものの、最終的には不起訴処分となり、現在は全国で講演会活動や愛知県でスケートボードショップなどを経営している豊嶋氏。更生の道を歩む姿勢と番組での言動などに、少しギャップを感じた人もいたのかもしれない。