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ー YouTube再開後の動画のほとんどが10万回再生以下に
チョコレートプラネット

 今年9月、自身のYouTubeチャンネルで公開した動画内で、「素人はSNSをやるな」と松尾駿が発言。波紋を呼んだチョコレートプラネット(以下、チョコプラ)が、YouTubeで苦戦を強いられている。

YouTube再開後の動画のほとんどが10万回再生以下に

 アインシュタインの稲田直樹がSNSの乗っ取りにあった事件を受け、

「誹謗中傷に関してだけど、芸能人とかアスリートとか、そういう人以外、SNSをやるなって。素人が何を発信してんだってずっと思っている」

 と、発言した松尾。「SNSでの誹謗中傷は良くない」というメッセージだったものの、“素人はSNSをやるな”という部分が多くの批判を呼ぶことになり、その後コンビで丸刈りにして謝罪動画を公開する事態になった。

 しかしその動画も「謝罪コントに見える」と言われる始末。加えて一時的に、YouTubeの一部動画のコメント欄を閉鎖したことも、反感を買うことになってしまった。

謝罪動画のあと1か月ほどは単独ライブで披露したコントの動画しかアップしていなかったのですが、騒動は収まったと判断したのでしょう。10月中旬から、再び動画投稿を再開させたのですが、再生回数が騒動前の半数以下になっているんですよね」(お笑いライター、以下同)

 チョコプラのYouTubeといえば、『悪い顔選手権』や『6秒クッキング』といった人気シリーズから、オリジナルソングのMVまで100万回再生超えの動画が多くあるが……。

10月25日に公開した『6秒クッキング』は27万回、長田さんがビジネス&デジタルコンディショナーの財津というキャラに扮した動画が11万回再生されているものの、それ以外は再生数が10万回以下のものばかりなんですよね……

 もともと2人のチャンネルは“バズり”を意識したものと、自分たちがやりたいことを追求した動画では再生回数に差があったものの、ここまで視聴者の“チョコプラ離れ”が起きたのは何故なのか。

「どちらかというと玄人ウケするネタだったこともあり、下積み時代はファン投票で決まる階級分けのライブでは、なかなかトップクラスに行けませんでした。当時から見ている人は2人がどちらかというと尖っているタイプであることを知っていますが、多くの人は“TT兄弟”のようなポップなネタや、フジテレビ系『新しいカギ』で見せる良き兄貴分のイメージが強いでしょうからね。

 “素人はSNSをやるな”という上から目線に聞こえる発言と、これまでのイメージのギャップにショックを受けた人が少なくなかったのかもしれません

 今年の大晦日は『新しいカギ』の特番を3本続けて放送することを発表しているフジテレビ。失言のイメージを吹き飛ばす笑いで、年末のお茶の間を楽しませてほしい!