目次
Page 1
ー タブレット要請に自民党席から“ヤジ”

 2月25日に開かれた衆院本会議で、国民民主党の玉木雄一郎代表が議場内へのタブレット持ち込みが禁止されている件について言及した。

 玉木代表は議場で読み上げる原稿をいつもタブレットで作成していると説明。しかしその原稿を議場に持ち込むにはわざわざプリントアウトしなければならないことを挙げ、タブレットの持ち込みを認めてもらえないかと訴えている。

タブレット要請に自民党席から“ヤジ”

「本会議場へのタブレット持ち込みは“品位に欠ける”として、玉木氏が言うとおり現状認められていません。しかし、玉木氏は“原稿を書いたタブレットを持ち込んで読み上げても、品位を欠くことにはならないと思います”と反論。玉木氏の発言に、議場からは拍手が起こる一幕もありました」(全国紙政治部記者)

 しかし、玉木氏が高市首相に対して「自民党総裁として、議院運営委員長に指示を出していただき、本会議場でタブレットを使って読み上げることを認めていただけないでしょうか」と投げかけた瞬間、空気は一変。自民党席から玉木氏に対してヤジが続出し、議場が騒然となったのだ。

 玉木氏はざわつく自民党席に対して、「ヤジはやめて下さい」「建設的な呼びかけをしているので、ぜひ真摯に耳を傾けていただければ」「おかしなことは言っていないと思います」と訴える事態となった。会議後、玉木氏は記者団に与党からのヤジについて「ヤジを飛ばすほうが品位にかけるのではないか」「300議席あることの驕りのようなものを感じる」と苦言を呈している。

’24年11月に不倫が報じられた玉木雄一郎氏
’24年11月に不倫が報じられた玉木雄一郎氏

 タブレットの持ち込みを認めてほしいというシンプルな議題にもかかわらず、何故か荒れてしまった衆院本会議。ネット上でも「タブレット解禁が何でそんなにダメなのか理由がわからん」「今どき小学生だってタブレット使いこなしてるのに、いい歳した大人が何を騒いでるの……?」「ヤジ飛ばすのが仕事だと思ってるのなら勘違いも甚だしいし、本気でタブレットがダメだと思ってるのなら絶望しかないな」と、玉木氏を擁護する声で溢れている。

「この件に関して、橋下徹さんもXで《国会って仕事のできない無能な大人の集まりなのかね》《これで民間は生産性向上が必要ってバカなの?》と、国会のデジタル化遅れを痛烈に批判しています。確かに、デジタル庁がDX化を推進しているのに国会はいまだにアナログというのはおかしいですよね」(前出・政治部記者)

 渦中の玉木氏は本会議後、Xで《どう考えても本会議場でのタブレットより本会議場でのヤジの方が品位に欠けると思うのですが…》《そもそもなぜ与党席からあんなにヤジを飛ばされたのか分かりません》と首をかしげている。

 いったい、なぜタブレットがダメなのか。ヤジを飛ばすほうも飛ばされるほうも、日本国民も誰一人わからない。以前からの慣習としてただヤジを飛ばしているだけなのだとしたら、橋本氏の言うとおりなのかもしれない――。