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ー 目黒蓮との違いは
松村北斗

 9月4日に公開された松村北斗と今田美桜がW主演を務める映画『白鳥とコウモリ』。公開3日間の興収が約4億3200万円を記録する好発進を決めた。

 東野圭吾さんの同名小説を映画化。善良な弁護士が刺殺される事件が発生。松村演じる倉木和真の父(三浦友和)が犯行を自供したことで、事件は解決したはずだったがーー。自白の内容に違和感を抱いた和真と今田演じる被害者の娘が出会ってしまったことで、意外な真相が明らかになるというミステリー作品だ。

目黒蓮との違いは

 今年公開された邦画実写作品としては5位となる興収だが、映画ライターは「上位4作品が東宝作品であることを考えれば、数字以上の結果」と指摘する。

今作の配給は松竹。公開館数こそ349館と拡大ロードショーされていますが、週末は今年No.1ヒットとなっている『ちいかわ 人魚の島のひみつ』の第4弾特典の配布期間中。松竹以外の劇場では大型スクリーンは軒並み『ちいかわ』を上映していた状況の中、4億円超えの興収は立派ですよ

 アイドルグループ『SixTONES』の活動と並行して、多くのドラマや映画にも出演する松村。昨年出演した『ファーストキス 1ST KISS』は28.2億円。主演を務めた『秒速5センチメートル』の実写版も23億円を記録した。

今年公開された邦画実写作品の2位と3位は同じSTARTO ENTERTAINMENT社に所属する目黒蓮さんの主演作ですが、松村さんも目黒さんと肩を並べる“劇場に客を呼べる俳優”の1人として映画業界では引っ張りだこです

 今作は幅広い層が見ているのもヒットの理由だという。

公開初日の昼に観に行きましたが、松村さんのファンと思われるファンは半分ほどで映画ファンや東野さんファンだと思われる中高年の男性の姿も目立ちました」(映画ライター、以下同)

 また目黒と違う松村の強みも。

目黒さんはエンタメ路線の作品が中心ですが、松村さんは作家性の強いミニシアター系作品でも存在感を出せるところが強みですね。あまりテレビを見ない映画ファンの中には、松村さんがアイドルだと知って驚く人もいるほど

 次作は2024年の映画賞を総なめした『正体』などで知られる藤井道人監督がメガホンを取った10月公開予定の『汝、星のごとく』。松村は横浜流星演じる漫画原作者を目指す主人公と同じ夢を追い、作画担当する親友役を演じる。

メッセージ性の強い作風で知られる藤井監督作品なので大ヒットは厳しいかもしれませんが、『白鳥とコウモリ』と合わせて今年は多くの映画賞でノミネートされるのではないでしょうか

 8月に放送された『24時間テレビ』(日本テレビ系)ではチャリティーパーソナリティーを務めるなど、ファン層を拡大しているSixTONES。グループ人気の追い風と、確かな演技力で目黒とともに邦画界を牽引する存在になりそうだ。