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ー 球界を代表する「ショート・キング」

 優勝マジック17ながらも2位の読売ジャイアンツとは1.5ゲーム差(9月10日時点)と、熾烈なセ・リーグ首位争いを繰り広げている阪神タイガース。“キーマン”となるのは目下、打率・本塁打・打点の打撃三冠でトップの佐藤輝明選手(27)だ。

 そんな佐藤の気になるオフの動向を11日(現地時間10日)、アメリカの大手スポーツメディア『ESPN』が伝えた。【MLBフリーエージェント市場の最新情報】として報じたのは、タリク・スクーバル投手(29、ロサンゼルス・ドジャース)ら大物選手の動向。

 シーズン途中でドジャースに加入したサイ・ヤング賞左腕だが、2026年シーズンオフにはFAになる、いわば“レンタル”でプレーしている現状。そのため再契約には山本由伸投手(28)の契約総額3億2500万ドルを上回ると予想され、FA市場の最大の“目玉”として各球団が獲得に動くと見られている。
 
 一方で【ベストなバッターは誰か?】として、ESPNが名前をあげたのが佐藤だ。メジャー挑戦するにあたって、三振率と守備位置が懸念材料ともされているが、その上で【どこかで聞いたような話だと思いませんか?】として、シカゴ・ホワイトソックスに移籍した村上宗隆選手(26)を例に挙げる。
 
【シカゴ・ホワイトソックスでの衝撃的なデビューシーズンを経て、多くの球団が村上を積極的に獲得しなかったことを後悔している現状を考えれば、佐藤にとっては追い風となる】

 もちろん阪神がポスティングシステムを容認する前提での話だが、MLB関係者によると、12月1日に失効する現行労使協定を前に【契約が成立する見通し】として、11月上旬にも各球団との交渉が始まるとしている。そして佐藤の他に2名、同様にメジャー挑戦が“決定的”としているのがーー、

【今シーズンのMLBのどの先発投手よりも背が低く、その姿はまるで“消火栓”のようにずんぐりとしている】

球界を代表する「ショート・キング」

西武ライオンズ・平良海馬投手(公式HPより)
西武ライオンズ・平良海馬投手(公式HPより)

 1人目は173cmと野球選手としては低身長ながら、約100kgの体格から100マイル(161キロ)の速球を投げ込む、埼玉西武ライオンズの平良海馬投手(26)。ここまで防御率はパ・リーグ1位の1.36と抜群の安定感を誇る右腕に、MLB球団も【スクバル以外の「最高の先発投手候補」の1人】として、先発だけでなくリリーフでも計算できる平良に興味を示す球団は多い。

 そしてもう1人は、平良同様に【ショート・キング(小柄な実力者)】と評価される北海道日本ハムファイターズのエース・伊藤大海投手(29)。日ハムは彼のポスティングを公にしてはいないが、MLB球団は【伊藤の渡米に備えて準備を進めている】とのことで、こちらもメジャー挑戦の可能性は極めて高いとしている。

 MLBでも活躍が期待できるNPBを代表する2投手だが、移籍するには当然ながら佐藤同様にポスティング容認が不可欠。しかもMLBでは今オフ、前述した現行労使協定の期限があるために12月以降はトレードやFAなどの選手契約が凍結される見込み。

 しかも3選手とも「クライマックスシリーズ」「日本シリーズ」に出場する可能性があり、最終戦までもつれ込めば11月1日までチームに帯同することになる。

 約1か月間の間でポス容認、交渉、移籍まで漕ぎ着けられるかの問題もあるが、佐藤らが2027年シーズンをプレーする球団は果たしてどこになるのか。