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ー 『カーネーション』主演後のオファーは「複雑でした」

 

 9月10日、NHK大阪放送局は次期連続テレビ小説『ブラッサム』の追加キャストを発表。かつて朝ドラでヒロインを務めた女優・尾野真千子の出演が明らかになり、ネット上では歓喜の声が上がっている。

『カーネーション』主演後のオファーは「複雑でした」

 28日にスタートする同作は、明治から昭和にかけて激動の時代を生きた作家・宇野千代さんをモデルにした物語。山口・岩国に生まれ、幼い頃から読書が好きだった主人公・葉野珠が、さまざまな困難に向き合いながら、“書くこと”を通して自身の道を切り開いていく姿が描かれる。

「ヒロインの珠役には石橋静河さんが抜擢されたほか、父・清治役を渡部篤郎さん、継母・リョウ役を国仲涼子さんが演じます。さらに、老年期の珠を加賀まりこさん、珠の秘書・藤川優子役を松たか子さんが務めるなど、豪華なキャストが名を連ねています」(芸能ライター)

 2011年度後期の朝ドラ『カーネーション』では、世界的デザイナーとして知られるコシノ三姉妹の母・小篠綾子さんをモデルにしたヒロイン・小原糸子を演じた尾野。強烈な岸和田弁と情熱的で型破りな主人公像は、いまも多くの視聴者の心に深く刻まれている。

「今作で尾野さんは、『少女小説』でブレイクした人気作家・土橋風子役を演じます。時代の常識に縛られず、信念を貫く姿が珠を惹きつけていく役どころです。出演に際しては、かつてヒロインを務めた経験もあり、“複雑でした”と当時の心境を明かしています。“今なのかなとか色々考えてしまって”と率直な思いを語る一方で、“大阪局の制作の朝ドラということ、大阪に帰れるというのは本当にうれしくて”と喜びも吐露。“うれしいという自分の気持ちに答えたという感じです”と、出演への思いを明かしていました」(同・芸能ライター)

『カーネーション』(2011年度下期)で主演だった尾野真千子
『カーネーション』(2011年度下期)で主演だった尾野真千子

 制作統括を務める村山峻平氏は、「懐が深く、温和な一面がありつつも、内側の燃えたぎるものや相手を射抜くような確固たる考えを持つ、自立した人だったのではないかと思い、尾野真千子さんにオファーしました」と起用理由を説明。さらに「尾野さんが再び、大阪放送局の朝ドラの現場に戻ってきてくださり、石橋さんはじめ、キャスト・スタッフ大いに盛り上がっています」とコメントしている。

 今回の出演決定に、ネット上では「カーネーションは好きな作品のひとつ。かつてのヒロインが新たな朝ドラを支えるのはいいですね」「好きな作品はたくさんありますが、心に一番残っているのは『カーネーション』です。『虎に翼』のナレーションもとても素敵でした」「やっぱり尾野真千子さんといえばカーネーションの糸子ですよね」「また朝ドラで拝見出来るとは、嬉しい限りです」「待ってました、真千子さん!」など、喜びの声が相次いでいる。

 かつてヒロインとして多くの視聴者の心をつかんだ尾野が、今作ではどんな存在感を見せてくれるのか。再び朝ドラに帰ってきた尾野の演技に注目が集まりそうだ。