9月13日に放送された堺雅人主演のドラマ『VIVANT』(TBS系)に、日本の実在する会社ロゴがそのまま映し出され話題になっている。
中国の秘密諜報組織「シンシー」に拉致された別班員たちの監禁場所「シャキ城」から救出するための訓練用として設営されたモックアップ(模型訓練施設)に、「NGK Kudan Facotry」というロゴが映し出されたのだ。
同社は一般公開を「検討しています」
SNSでは、
《VIVANTを見たお笑いファンの99.99%は、「NGK?なんばグランド...じゃないじゃない!」ってなったはず笑》
と、吉本興業が運営する大阪の劇場かと思ったという声も上がる一方、
《VIVANTでNGK(旧日本ガイシ)の倉庫で撮影っての以前あったけど 最新話 NGKの名前まで出てきるじゃん 父親が定年まで勤め上げた会社なんで なんかすごい親近感》
と、喜ぶユーザーも。
NGKは愛知県名古屋市に本社を構えるセラミックスメーカー。旧社名は日本ガイシ。今年4月に現社名に変更しただけに、視聴者の中にはNGKが架空または海外の会社だと思っていた人もいたようだ。
実は『VIVANT』13話でも竜星涼が演じる新庄が拷問を受けるタイの廃病院のシーンとして、NGKの関連企業である明知ガイシの工場で撮影が行われていた。
そこでドラマ放送の反響について、同社コーポレートコミュニケーション部に話を聞いた。
「13話ではNGKグループ会社の施設が、18話では愛知県小牧市にある当社の電力技術研究所が撮影に使用されました。放送を通じて、普段は一般の方々にご覧いただく機会の少ないNGKグループの施設に関心を持っていただけたことを、うれしく受け止めています。
当社は主に企業向けに事業を展開しているため、一般の方々に施設や事業を知っていただく機会は限られています。今回の放送が、NGKという社名や当社グループに興味を持っていただくきっかけになれば、ありがたいと考えています。放送後には、社員や関係者から“NGKの施設や看板が映っていた”といった声も寄せられました」(担当者、以下同)
18話で映り込んだロゴは普段から電力技術研究所に設置しているものではなく、今回の撮影セットの一部として設置されたものだという。
「ロゴの使用については当社として必要な確認を行いましたが、看板設置に至る個別のやり取りや、具体的な演出内容については回答を差し控えます。多くの方にNGKのロゴを目にしていただき、当社に関心を持っていただく機会になったことは、大変ありがたく受け止めています」
今回ドラマで使用された場所は普段は一般公開していないものの、ドラマファンのために限定公開することを検討しているという。
「作品をきっかけに、撮影場所に関心を寄せていただいていることを、大変ありがたく受け止めています。そうした声にお応えできるよう、撮影に使用された場所をご覧いただく機会について、現在、前向きに検討しています。
ただし、通常業務を行っている施設であることから、安全管理やセキュリティなどを踏まえた対応が必要です。実施の可否や具体的な方法はまだ決まっていませんが、可能な形を検討してまいります」
ドラマをキッカケに、会社に興味を持ってくれると嬉しいと語った。
「当社は2026年4月に、社名を『日本ガイシ株式会社』から『NGK株式会社』へ変更しました。今回の放送をきっかけに、新しい社名を知っていただくとともに、“NGKはどのような会社なのだろう”と興味を持っていただければうれしく思います。
特に、18話の撮影に使用された電力技術研究所は、当社の創業事業であるがいしと電力技術に関わる施設です。今回の放送が、NGKの歴史や技術にも関心を持っていただく入口になればありがたいと考えています」
人気ドラマの宣伝効果は想像以上だったようだ。



















