来年3月19日から神奈川県横浜市で開催される「2027年国際園芸博覧会(GREEN×EXPO 2027)」の来場予約がスタートした。
国際的な園芸・造園の振興や花と緑のあふれる暮らし、地域・経済の創造や社会的な課題解決等への貢献をコンセプトに行われる花博。
来場予約はできてもシャトルバスは予約できない人も
日本での最高位(A1クラス)の国際園芸博覧会の開催は、1990年に大阪・鶴見緑地で開催された「国際花と緑の博覧会」以来、37年ぶり2回目。国際博覧会(万博)と比べると地味な印象を与えるものの、意外にも予約が殺到している。
時間指定入場は、開催初日となる3月19日午前中分は昼過ぎに予約終了。週末も早い時間帯は受付を終了している状況だ。
会場となるのは戦後約70年間米軍の通信基地として使用され、2015年6月に日本へ返還された旧上瀬谷通信施設。
通信基地があった場所だけに、最寄りの相模鉄道相鉄本線瀬谷駅からもバスで10分。隣駅の三ツ境駅からはバスで15分。東急田園都市線の南町田グランベリーパーク駅からはバスで20分。JR横浜線の十日市場駅からはバスで25分と、どこの駅からも徒歩で向かうには厳しい距離となっている。
そのため来場予約以上に、4駅を結ぶシャトルバスの予約は争奪戦となった。
《来場予約はあんなにガラ空きやったのに、シャトルバスは、ヤバい。マズい。足りてない。開幕後最初の土曜日(03/19)の初回枠は、4ルート全滅》
《入場指定できてもシャトルバスの予約は取れないんですけども》
来場予約はできたものの、シャトルバスの予約が取れなかったと嘆く人たちが続出しているのだ。土地勘のあるXユーザーは、
《あまり注目されてないけど...横浜花博シャトルバスの予約枠は、入場枠の4割強しか用意されてないから気を付けてな。特に、個人的に推してる三ツ境駅は僅か6,000人。平日は3,000人》
と事前に注意喚起していていたものの、最寄りである瀬谷駅からも徒歩30分ほどの距離とあり、開催が近づけばシャトルバスの予約はさらに困難になりそうだ。
「大阪万博が結果的に大成功を収めたことで、花博に興味を持つ人が増えているみたいですね。ただ予約初日からこの状況であれば、開催が始まれば渋滞などのトラブルが発生するのは目に見えています」(トラベルライター)
会場周辺には通勤や物流等に係る交通需要が集中している地域とあり、神奈川県も開催期間中の円滑な交通の実現のため、TDM(交通需要マネジメント)を実施。トライアル期間となる9月7日から13日には道路の平均旅行速度や交通量。横浜駅及び新横浜駅の通路の混雑度の調査を実施した。
大阪万博では唯一の鉄道路線である大阪メトロ中央線の運休により帰宅困難者が多く出たほか、シャトルバスやEVバスの不具合も問題になった。大阪万博の二の舞にならないよう、開催までにシャトルバスの増便など対策をしてほしい。



















